科目ナンバリング		H-CAW211J-01

科目コード		122080

科目名		介護概論Ⅰ

科目名（英語）		Introduction to Nursing Care Ⅰ

学科		健康福祉学科

学年		１年

学期		前期

授業形態		講義

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		大山　さく子

開講の別		単独開講

実務経験の有無

介護現場（施設・在宅現場）での実務経験を有する

授業の概要

介護福祉士を取り巻く状況や背景について、介護の歴史を通して理解し、介護福祉士の社会的役割や利用者の主体性や自立支援の重要性について解説する。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

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体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

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健康福祉学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート	■

	グループワーク

	プレゼンテーション

	実習

	フィールドワーク

授業の一般目標

一人ひとりの利用者の意向や生き方、生活習慣など、その人らしさを学び、尊厳を守る介護、自立に向けた介護について理解を深める。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	介護の歴史や関連法規を理解し、介護の意義と役割、専門性についての基礎的事項を理解している。

■	情意的領域	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題に意欲的に取組むことが出来るようになる。

■	技能表現的領域	介護福祉に対する関心と介護に向けた課題に意欲的に取り組み、課題解決できる。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	介護の歴史や関連法規を理解し、介護の意義と役割、専門性についての基礎的事項を理解し、説明することができる。

■	情意的領域	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題に意欲的に取組むことが出来、説明することができる。

■	技能表現的領域	介護福祉に対する関心と課題に意欲的に取り組み、課題解決について考察し、自分の意見を述べることができる。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

介護の歴史や関連法規を理解し、介護の意義と役割、専門性について	介護の歴史や関連法規が説明できる。また、介護の意義と役割を十分に理解した上で、その専門性について説明することができる。	介護の成り立ちや介護福祉の基本理念および関連法規を理解した上で、介護福祉の役割と機能について説明できる。	介護の成り立ちや介護福祉の基本理念および関連法規は理解し、説明可能である。	介護の成り立ちや介護福祉の基本理念、関連法規をほぼ理解している。	介護の成り立ちや介護福祉の基本理念、関連法規が身に付いていない

介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題についての理解	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題に意欲的に取り組み、課題を十分に理解した上で、実践上の課題について述べることが出来る。	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題意欲的に取組むことができ、十分に説明することができる。	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題に取組むことができ、説明可能である。	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題をほぼ理解している。	介護福祉に対する関心や介護についての課題への理解が不足している。

介護福祉に対する関心と課題に意欲的に取り組み、課題解決についての考察	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題に意欲的に取組むことができ、課題を十分に理解した上で、実践上の課題についても考察し、論ずることが出来る。	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題に意欲的に取組むことができ、課題を十分に理解し、課題について自分の意見を述べることができる。	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題に意欲的に取り組むことができ、課題解決の説明が可能である。	介護福祉に対する関心を持ち、介護に向けた課題に意欲的に取り組むことができ、課題解決の方法をほぼ理解している。	介護福祉に対する関心や課題について、意欲的に取り組むことができず、理解が不足している。

授業計画（全体）

各授業テーマに沿い教科書および資料を用いた講義を展開するが、介護をより身近に、そして理解を深めるため事例を用いながら進める。各授業毎に、授業の感想と課題を授業内小レポートとして提出させることで、理解度・到達度を確認する。介護職としての実務経験や資格を活かし、知識、実践に基づき講義を行う。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション	担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法		シラバスを熟読し、教科書の目次をチェックすること	４時間

2.	人間と生活の理解１	生活の考え方と私たちの生活の理解について説明する		‘人間’と‘生活’について、その本質を復習しておくこと	４時間

3.	人間と生活の理解2	生活の個別性・多様性、複雑性について説明する		教科書を復習すること	４時間

4.	介護福祉士を取り巻く状況１	わが国の介護の歴史について説明する		資料を基に復習しておくこと	４時間

5.	介護福祉士を取り巻く状況２	介護問題の背景と介護の社会化、介護保険制度について説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

6.	介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ１	社会福祉士及び介護福祉士法の目的と概要を説明、また、倫理規定について説明する		社会福祉士及び介護福祉士法の誕生と目的、概要を発表できる	４時間

7.	介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ2	専門職能団体の活動と役割、機能を説明する		介護福祉士の担う社会的役割と機能について説明できる	４時間

8.	介護福祉士の倫理	介護実践における専門職としての倫理と日本介護福祉士会倫理綱領について説明する		教科書を復習しておくこと	４時間

9.	介護を必要とする人の理解１	人間の多様性・複雑性について説明する		資料を基に復習しておくこと	４時間

10.	介護を必要とする人の理解２	さまざまな高齢者の暮らしや介護が必要になった事例を紹介する		高齢者の暮らしを理解しておくこと	４時間

11.	介護を必要とする人の理解３	さまざまな障害者の暮らしと生活ニーズについて説明する		障害者の暮らしを理解しておくこと	４時間

12.	介護を必要とする人の理解４	介護を必要とする人の生活環境とその人らしさについて説明する		資料を基に復習しておくこと	４時間

13.	自立に向けた介護	自立の意味、重要性について説明する		資料を基に復習しておくこと	４時間

14.	生活支援としての介護	さまざまな生活支援とその意義について説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

15.	尊厳を支える介護	ＱＯＬ、ノーマライゼーションの考え方について説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

成績評価方法（方針）

試験は、期末試験を１回実施する（評価割合80％）。また、授業内レポート（評価割合20％）を課す。そして、これらの結果を総合して成績評価を行う。出席は、評価割合に加えず、欠格条件となる。レポートはコメントを付して返却し、試験は個別に解説する。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎			80%

授業内レポート	◎			20%

授業外レポート	―	―	―	評価対象外

演習・実技	―	―	―	評価対象外

授業態度				減点あり

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

提出されたレポート・試験については解説をしながら返却する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

"・2/3以上の出席がない学生は、単位を修得不可（欠格条件）。
・授業態度が悪い学生に対しては、成績評価から減点する。
・20分以上の遅刻は欠席とみなす。
・授業中は携帯電話の電源を切り、かばんの中にしまうこと。
・授業計画は、授業の進み方により、多少前後することがある。
・介護福祉士国家試験の内容も含まれているため、別途、国家試験対策を各自で講じることが望ましい"