科目ナンバリング		H-CAW041J-01

科目コード		154090

科目名		経管栄養

科目名（英語）

学科		健康福祉学科

学年		４年

学期		前期

授業形態

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		堀江　竜弥

開講の別		単独開講

実務経験の有無

医療現場（病院・在宅）での実務経験を有する

授業の概要

経管栄養に必要な人体の構造と機能、小児の経管栄養、急変状態への対応など、経管栄養を実施するために必要な基礎知識と実施手順について学習する。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■		■

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体育学科

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健康福祉学科

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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現代武道学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）	■

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク

	プレゼンテーション

	実習

	フィールドワーク

授業の一般目標

高齢者および障害児・者の経管栄養を、安全・適切に実施するために必要な知識を身につける。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	経管栄養に必要な人体の構造と機能、小児の経管栄養、急変状態への対応が理解できる。

■	情意的領域	観察に基づく情報収集から的確なアセスメントができ、医療職との連携・協力の必要性が理解できる。

■	技能表現的領域	経管栄養を実施するために必要な基礎知識と実施手順が習得できる

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	経管栄養に必要な人体の構造と機能、小児の経管栄養、急変状態への対応が説明できる。

■	情意的領域	観察に基づく情報収集から的確なアセスメントができ、医療職との連携・協力の必要性を説明できる。

■	技能表現的領域	経管栄養を実施するために必要な基礎知識を踏まえ、実施手順を説明できる。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

経管栄養に必要な人体の構造と機能、小児の吸引、急変状態への対応が理解できる。	経管栄養を実践する上での基礎的知識が十分身についた上で、実践の在り方に関して様々な観点から検討する必要性について十分説明できる。	経管栄養を実践する上での基礎的知識が身についた上で、実践の在り方に関して様々な観点から検討する必要性についてある程度説明できる。	経管栄養を実践する上での基礎的知識は身についているが、実践の在り方に関して様々な観点から検討する必要性について説明が不十分である。	経管栄養を実践する上での基礎的知識は身についているが、実践の在り方に関して様々な観点から検討する必要性について説明できない。	利用者の安全に配慮し、経管栄養を実践する上での基礎的知識が身についていない。

観察に基づく情報収集から的確なアセスメントができ、医療職との連携・協力の必要性を理解することができる。	観察に基づく情報収集から経管栄養を行う上で必要なアセスメントについて根拠を以て説明でき、医療職との連携・協力の必要性と方法について十分説明できる。	観察に基づく情報収集から経管栄養を行う上で必要なアセスメントについて説明でき、医療職との連携・協力の必要性と方法についてある程度説明できる。	観察に基づく情報収集から経管栄養を行う上で必要なアセスメントについて部分的だが説明できる。	観察に基づく情報収集から経管栄養を行う上で必要なアセスメントについて一部のみ説明できる。	経管栄養における、観察に基づいた情報収集、医療職との連携・協力に関する基本的知識が身についていない。

経管栄養を実施するために必要な基礎知識と実施手順が習得できる。	経管栄養の実施手順が利用者の安全を配慮した上で提供されていることを理解した上で、手順や留意点について、根拠に基づいて十分説明できる。	経管栄養の実施手順が利用者の安全を配慮した上で提供されていることを理解した上で、手順や留意点について説明できる。	必要性についての説明は十分ではないが、経管栄養についての手順や留意点について説明できる。	必要性についての説明は不十分であるが、経管栄養についての手順や留意点について説明できる。	安全に配慮した経管栄養の実施手順について説明できない。

授業計画（全体）

医療職との連携のもとで医療的ケアを安全適切に実施できるよう必要な知識・技術を習得することにある。医療的ケアは講義実時間50時間が必須となっている。　「医療的ケア実施の基礎」「喀痰吸引」「経管栄養」で、基礎知識と実施手順を学習し、「医療的ケア演習」で安全かつ適切な実施手順を習得できるよう教授する。看護職としての実務経験、老年看護学における教育研究の経験を活かし、知識に基づいたう医療支援を提供する観点から講義を行う。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	消化器系の仕組みと働き	消化器系の基本的な機能と構造について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

2.	消化・吸収と消化器に出現する症状	消化・吸収の仕組みと消化器症状について学習する		前回配布資料を基に復習しておくこと	４時間

3.	経管栄養法とは	経管栄養が必要な状態と、実施する経管栄養法について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

4.	注入する内容物に関する知識	食品や薬品など注入する内容物に関する知識について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

5.	経管栄養法の実施上における留意点	経管栄養法の実施上における留意点について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

6.	小児の経管栄養	小児に特徴的な身体機能と構造、小児に対する経管栄養方法について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

7.	経管栄養法に関係する感染と予防	経管栄養法を実施する際の感染リスクとその予防について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

8.	利用者や家族の心理・説明と同意	経口摂取ではない利用者や家族の心理、経管栄養を実施する際の説明と同意について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

9.	経管栄養法にともなう危険と注入後の安全確認	経管栄養法にともなう危険と注入後の安全確認について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

10.	急変および事故発生時の対応、事前対策	経管栄養に伴う急変および事故発生時の対応、事前対策について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

11.	経管栄養に用いる器具・器材とその仕組み、清潔の保持	経管栄養に用いる器具・器材とその仕組み、清潔の保持について実際の機材を通して学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

12.	経管栄養の技術と留意点①	経管栄養の技術と留意点について映像資料をもとに学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

13.	経管栄養の技術と留意点②	経管栄養の技術と留意点について、デモンストレーションをもとに学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

14.	経管栄養法に必要なケア	経管栄養法に必要なケアについて学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

15.	報告および記録	経管栄養を行う際の報告および記録について学習する		テキスト及び映像資料による学習をしておくこと	４時間

成績評価方法（方針）

試験は、経管栄養に必要な基礎知識の習得状況を確認する目的で行う。
試験における評価基準は、厚生労働省より示されている内容に準拠する。試験結果は個別に解説する。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎	◎	◎	100%

授業内レポート	―	―	―	評価対象外

授業外レポート	―	―	―	評価対象外

演習・実技	―	―	―	評価対象外

授業態度				減点対象

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

授業内容が理解できたかどうかを確認するため、毎回の授業終了後に「受講後のまとめ」を課す。
次回授業時に前回の講義内容を含めてコメントする。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・2/3以上の出席がない学生は、単位を修得不可（欠格条件）。
・授業態度が悪い学生に対しては、成績評価から減点する。
・20分以上の遅刻は欠席とみなす。
・授業中は携帯電話の電源を切り、かばんの中にしまうこと。
・授業計画は、授業の進み方により、多少前後することがある。
・介護福祉士国家試験の内容も含まれているため、別途、国家試験対策を各自で講じることが望ましい