科目ナンバリングT-fye231J-01
科目コード132370
科目名聴覚障害教育総論
科目名(英語)Education of the Deaf
学科健康福祉学科
学年3年
学期集中
授業形態
必修・選択の別
単位数1
担当教員鳩原  潤
開講の別単独開講


実務経験の有無
聴覚支援学校での勤務経験を有する
授業の概要
聴覚障害教育について、生理・病理・心理面からその特性や具体的支援方法について理解させ、早期発見から早期教育、そして、社会自立にいたるまでの聴覚障害教育の現状を紹介する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=875&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=289&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=420&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=435&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=450&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=415&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
 聴覚に障害があることによりコミュニケーション面で大きく不自由を覚える。それが二次的に人格形成にも大きく影響を及ぼす。それを克服して、社会自立を図らせることが聴覚障害教育の大きな目標である。このことを踏まえて、聴覚障害者の言語獲得から社会自立にいたるまでの聴覚障害教育の現状を知らせる。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域聴覚障害について基本的知識を身に付け、聴覚障害教育における教育内容やその方法ついて説明できる。
情意的領域聴覚障害のある児童生徒の特性について理解し、社会自立について、自分の考えを発表できる。
技能表現的領域検査、補聴器、手指言語を理解し、正確に説明ができる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域聴覚障害について基本的知識を身に付け、聴覚障害教育における教育内容やその方法ついて一部説明ができる。
情意的領域聴覚障害の障害のある児童生徒の特性を理解し、社会自立について一部説明できる。
技能表現的領域検査、補聴器、手指言語のうち、いずれか1つについて、説明ができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
聴覚障害の生理・病理・心理及び聴覚障害教育の教育課程等につい理解聴覚障害について十分な知識を身に付け、聴覚障害教育における教育内容やその方法ついて説明できる。聴覚障害について基本的知識を身に付け、聴覚障害教育における教育内容やその方法ついて説明できる。聴覚障害について基本的知識を身に付け、聴覚障害教育における教育内容やその方法ついて、おおむね説明ができる。聴覚障害について基本的知識を身に付け、聴覚障害教育における教育内容やその方法ついて一部説明ができる。聴覚障害について基本的知識が身に付いていない。
聴覚障害の克服と社会自立についての基礎的知識の理解聴覚障害のある児童生徒の特性について十分理解し、社会自立について、適切に自分の考えを述べることができる。聴覚障害のある児童生徒の特性について理解し、社会自立について、自分の考えを発表できる。聴覚障害のある児童生徒の特性について理解し、社会自立について、おおむね説明できる。聴覚障害の障害のある児童生徒の特性を理解し、社会自立について一部説明できる。聴覚障害のある児童生徒の社会自立について考えることができない。
聴力検査の概要、オージオグラム作成、補聴器の扱い方、手指言語の操作等について検査等について、全て理解し、正確に説明ができる。検査、補聴器、手指言語を理解し、正確に説明ができる。検査、補聴器、手指言語のうち、2つについて理解し、説明ができる。検査、補聴器、手指言語のうち、いずれか1つについて、説明ができる。検査等について、説明ができない。
授業計画(全体)
「聴覚障害の病理」や「聴覚障害者の聞こえと聴覚活用」等については、プリントや実習を通して講義を進める。
「聴覚障害教育」の現状については自作の資料やビデオ等の活用、聴覚に障害のある方の体験談の聴取等を通して理解を図らせたい。テーマによっては、授業の中で自らの考えを述べてもらいながら進める。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.A)聴覚障害の理解
①聞こえの仕組みと障害
・聞こえの仕組みと障害  
・心理的発達への影響
講義内容の振り返りを行う4時間
2.②聴覚障害者の聞こえ・聴力検査と聴覚活用の意義講義内容の振り返りを行う4時間
3.B)聴覚障害とコミュニケーション・「きこえ」と「ことば」の発達
・コミュニケーション手段 聴覚型 と視覚型
講義内容の振り返りを行う4時間
4.C)聴覚障害教育の実際と社会自立
①乳幼児期・幼児期の教育
早期発見・両親援助
・聴覚支援学校幼稚部の教育の実際
講義内容の振り返りを行う4時間
5.②義務教育段階における教育小学校段階
・中学校段階における教育の実際
講義内容の振り返りを行う4時間
6.③社会自立を目指して
④聴覚障害者の社会自立
・高等学校段階における教育
・聴覚に障害のある方に言語獲得から学校教育段階、そして、社会自立にいたるまでの歩みを聞く。
講義内容の振り返りを行う4時間
7.D)聴覚障害教育の歩みと今後の展望・諸外国、並びに、日本における聴覚障害教育の歩み
・聴覚障害教育の今後の在り方
・聴覚障害教育の不易と流行
講義内容の振り返りを行う4時間
8.課題提示テスト講義内容の振り返りを行う4時間
成績評価方法(方針)
聴覚障害者の特性や聴覚障害教育の基礎知識と現状・課題等について、出席及び討論への参加、課題レポートなどの提出により総合的に評価する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験25%
授業内レポート20%
授業外レポート20%
演習・実技15%
授業態度20%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
レポートの実施に関しては、授業内で指示します。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
聴覚障害児の発達や教育方法・社会自立等を考えるなど、聴覚障害者の生活全般に関心を持つような積極的な姿勢を期待する。さらに、聴覚障害者の情報補償のための聴覚補償、ノートテイク(要約筆記)、手指言語、視覚教材等の活用等に関心をも持ってほしい。
関連科目
教科書
書名著者出版社出版年
01特になし
参考書
書名著者出版社出版年
01特別支援学校学習指導要領:文部科学省
オフィスアワー
非常勤講師のため、連絡は教育企画課を通して行うこと。
GCR
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その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。