科目ナンバリング		H-CAW242J-01

科目コード		125150

科目名		生活支援と障害者介護Ⅱ

科目名（英語）		Lifestyle support and handicapped　persons care Ⅱ

学科		健康福祉学科

学年		２年

学期		前期

授業形態

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		大山　さく子工藤　　豊

開講の別		オムニバス開講

実務経験の有無

介護現場での実務経験および高校での教育経験を有する

授業の概要

聴覚・言語障害のある人の介護の原則と状態・状況に応じた生活支援技術を学べるように展開する。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■		■	■

体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=837&name=taiiku

健康福祉学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=251&name=kenhuku

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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現代武道学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク

	プレゼンテーション

	実習	■

	フィールドワーク

授業の一般目標

利用者の生活状態を的確に把握し、自立支援のための工夫や福祉用具の活用を理解する。また、自立支援に資する介護を他職種と連携し、計画的に提供することを理解する。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	聴覚・言語障害者の生活の理解とその状況に応じた介護技術を理解し、支援のあり方を理解している。

■	情意的領域	個別性のある自立・自律や社会参加に向けた生活支援、また、個々の利用者の生活課題に関心を持ち、意欲的に取り組　　　　むことができるようになる。

■	技能表現的領域	コミュニケーション介護に必要な技術・技法ができ、基本的な手話を用いた会話を理解している。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	聴覚・言語障害者の生活の理解とその状況に応じた介護技術を理解し、支援のあり方を説明できる。

■	情意的領域	個別性のある自立・自律や社会参加に向けた生活支援ができ、また、個々の利用者の生活課題に関心を持ち、意欲的に取り組むことができ、説明することができる。

■	技能表現的領域	コミュニケーション介護に必要な技術・技法が適用できる。基本的な手話を用い会話ができる。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

聴覚・言語障害者の生活の理解とその状況に応じた介護技術をと支援のあり方について理解	聴覚・言語障害者の生活の理解とその状況に応じた介護技術と基礎的知識を十分理解した上で、自立に向けた生活支援について説明することができる。	聴覚・言語障害者の生活の理解とその状況に応じた介護技術の基本的知識を十分説明できる。	聴覚・言語障害者の生活の理解とその状況に応じた介護技術の基本的知識について説明可能である。	聴覚・言語障害者の生活の理解とその状況に応じた介護技術の基本的知識をほぼ理解している。	聴覚・言語障害者の生活の理解とその状況に応じた介護技術の基本的知識が身についていない。

個別性のある自立・自律や社会参加に向けた生活支援、また、個々の利用者の生活課題に関心を持ち、意欲的に取り組むことができる	利用者の生活状態を的確に把握し、個々の生活課題に意欲的に取り組み、社会参加に向けた生活支援について十分理解した上で説明することができる。	利用者の生活状態を的確に把握し、個々の生活課題に意欲的に取り組み、社会参加に向けた生活支援について十分説明することができる。	利用者の生活状態を的確に把握し、個々の生活課題に意欲的に取り組み、社会参加に向けた生活支援について説明可能である。	利用者の生活状態を的確に把握し、個々の生活課題に意欲的に取り組み、社会参加に向けた生活支援についてはほぼ理解している。	利用者の生活状態や個々の生活課題の把握、さらに、社会参加に向けた生活支援についての理解が不足している。

コミュニケーション介護に必要な技術・技法ができ、基本的な手話を用いた会話を理解し、実践することができる	コミュニケーション介護に必要な技術・技法ができ、利用者の自立支援のための工夫や福祉用具の活用を十分理解した上で、手話の基本を習得し、実践することができる。	コミュニケーション介護に必要な技術・技法ができ、利用者の自立支援のための工夫や福祉用具の活用を理解し、手話の基本を習得し、実践することができる。	コミュニケーション介護に必要な技術・技法ができ、利用者の自立支援のための工夫や福祉用具の活用を理解し、手話の基本について実践可能である。	コミュニケーション介護に必要な技術・技法ができ、利用者の自立支援のための工夫や福祉用具の活用を理解し、手話の基本についてほぼ理解している。	コミュニケーション介護に必要な技術・技法、また、利用者の自立支援のための工夫や福祉用具の活用の理解、さらに、手話の基本について理解が不足している。

授業計画（全体）

各授業テーマに沿い教科書および資料を用いて展開するが、利用者の生活をより身近に、そして理解を深めるため視覚教材や手話を用いながら進める。各授業毎に、授業の感想と課題を授業内小レポートとして提出させることで、理解度・到達度を確認する。教員や手話の実務経験を活かし、知識・技術に基づき講義を行う。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション（大山）	担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法		シラバスを熟読し、教科書の目次をチェックすること	４時間

2.	聴覚・言語障害者に応じた介護とは（大山）	聴覚・言語障害者の状態・状況に応じた介護と介護技術について説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

3.	聴覚・言語障害者と生活の理解①（工藤）	聴覚障害からくる生活への影響と支援の方法について説明する		教科書を復習すること	４時間

4.	聴覚・言語障害者と生活の理解②（工藤）	言語障害からくる生活への影響と支援の方法について説明する		教科書を基に復習しておくこと	４時間

5.	家事支援と環境整備（工藤）	聴覚・言語障害者の家事支援の方法と環境整備について説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

6.	介護技術の展開とは（工藤）	聴覚・言語障害者の状態・状況に応じた介護技術の方法について説明する		教科書を基に復習しておくこと	４時間

7.	コミュニケーション介護（工藤）	聴覚・言語障害者の生活とコミュニケーションや筆談、読話、手話、補聴器等福祉用具の取り扱いについて説明する		福祉用具の使用方法について説明できるようにしておくこと	４時間

8.	手話、筆談、読話によるコミュニケーション①（工藤）	ことばの機能と役割について説明する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

9.	手話、筆談、読話によるコミュニケーション②（工藤）	手話の成立と発展について説明する。また、コミュニケーション手段と留意点について説明する		手話の復習をしておくこと	４時間

10.	手話、筆談、読話によるコミュニケーション③（工藤）	コミュニケーション技術と福祉用具を用い、会話する		教科書や資料を基に復習しておくこと	４時間

11.	具体的事例や援助場面を想定し習得する①（大山）	中途失聴・難聴者のコミュニケーションについて説明し、手話の実践する		コミュニケーションの方法と留意点について説明できること	４時間

12.	具体的事例や援助場面を想定し習得する②（工藤）	高齢聴覚障害者のコミュニケーションとサポートについて事例を基に説明する		身近な事例を収集し、次週のグループ活動に発表できること	４時間

13.	具体的事例や援助場面を想定し習得する③（工藤）	事例を基に、ペアで手話の実践		手話での基本的な会話ができるようにしておくこと	４時間

14.	他職種の役割と協働・連携①（工藤）	他職種連携の意義と目的・役割について説明する		チームアプローチの必要性について説明できること	４時間

15.	他職種の役割と協働・連携②（大山）	他職種との協働と社会資源の利用について事例を基に説明する		それぞれのチームの役割を説明できるようにしておくこと	４時間

成績評価方法（方針）

試験は、期末試験を１回実施する（評価割合80％）。また、授業内課題レポート（評価割合10％）、点字実技（評価割合10％）を課す。そして、これらの結果を総合して成績評価を行う。出席は、評価割合に加えず、欠格条件となる。レポートはコメントを付けたうえで返却する。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎			80%

授業内レポート		◎		10%

授業外レポート	―	―	―	評価対象外

演習・実技		◎		10％

授業態度				減点あり

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

提出されたレポート・試験については解説をしながら返却する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

"・2/3以上の出席がない学生は、単位を修得不可（欠格条件）。
・授業態度が悪い学生に対しては、成績評価から減点する。
・20分以上の遅刻は欠席とみなす。
・授業中は携帯電話の電源を切り、かばんの中にしまうこと。
・授業計画は、授業の進み方により、多少前後することがある。
・介護福祉士国家試験の内容も含まれているため、別途、国家試験対策を各自で講じることが望ましい"