科目ナンバリング		T-fye231J-01

科目コード		112150

科目名		知的障害者の教育

科目名（英語）		Education for mental reterded pupil

学科		健康福祉学科

学年		３年

学期		前期

授業形態

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		渡邊　康男

開講の別		単独開講

実務経験の有無

特別支援学校(知的障害者)の教員経験を有する。

授業の概要

特別支援教育の概要を踏まえつつ，知的障害者の特性及び知的障害教育の特質等について実務経験を生かして具体的に解説する。
知的障害の教育課程について電子黒板やタブレット端末を活用し、プレゼンテーションやディスカッションをする。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■		■

体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=697&name=taiiku

健康福祉学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=111&name=kenhuku

スポーツ栄養学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ栄養学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=242&name=eiyo

スポーツ情報マスメディア学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ情報マスメディア学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=257&name=media

現代武道学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

現代武道学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=272&name=gbd

子ども運動教育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

子ども運動教育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=237&name=kdm

アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク

	プレゼンテーション

	実習

	フィールドワーク

授業の一般目標

特別支援教育の概要を知る。特に知的障害者の特性及び知的障害者の自立を目指した具体的教育内容や指導・支援方法に関する基礎的知識を獲得する。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	特別支援教育や知的障害について基本的知識を身に付け、学校教育におけるシステムや流れについて説明できる。

■	情意的領域	障害のある児童生徒の指導・支援の内容を考え、その具体的場面のイメージをまとめて発表できる。

■	技能表現的領域	各教科等を合わせた指導の単元計画を考えることはできる。具体的に単元構成し、指導計画を作成できる。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	特別支援教育や知的障害について基本的知識を身に付けてはいるが、全体を俯瞰した説明ができない。

■	情意的領域	障害のある児童生徒の指導・支援の内容を考えることはできる。具体的な場面をイメージすることはできない。

■	技能表現的領域	各教科等を合わせた指導の単元計画を考えることはできるが、具体的に単元構成することは難しい。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

特別支援教育や知的障害者の教育についての基礎的内容の理解	特別支援教育や知的障害について基本的知識を十分に身に付け、学校教育におけるシステムや流れについて的確に説明できる。	特別支援教育や知的障害について基本的知識を身に付け、学校教育におけるシステムや流れについて説明できる。	特別支援教育や知的障害について基本的知識を身に付け説明ができる。	特別支援教育や知的障害について基本的知識を身に付けてはいるが、全体を俯瞰した説明ができない。	特別支援教育や知的障害について基本的知識を身に付いていない。

知的障害のある児童生徒の指導・支援に関心を持ち，積極的に関わための基礎的内容の理解	障害のある児童生徒の指導・支援の適切な内容を考え、その具体的場面のイメージをまとめて発表できる。	障害のある児童生徒の指導・支援の内容を考え、その具体的場面のイメージをまとめて発表できる。	障害のある児童生徒の指導・支援の内容を考えることができ、具体的な場面をイメージすることができる。	障害のある児童生徒の指導・支援の内容を考えることはできる。具体的な場面をイメージすることはできない。	障害のある児童生徒の指導・支援の内容を考えることができない。

教科等を合わせた指導の単元計画について	各教科等を合わせた指導の単元計画を十分に理解し、具体的に単元構成し、指導計画を作成できる。	各教科等を合わせた指導の単元計画を考えることはできる。具体的に単元構成し、指導計画を作成できる。	各教科等を合わせた指導の単元計画を考えることはでき、具体的にイメージすることができる。	各教科等を合わせた指導の単元計画を考えることはできるが、具体的に単元構成することは難しい。	各教科等を合わせた指導の単元計画を作成することは難しい。

授業計画（全体）

各授業テーマに沿った資料を用いた講義が中心であるが、より理解を深めるための視聴覚教材も用いる。各授業毎に、授業の感想や疑問を授業内に小レポートとして提出させることで、理解度・到達度を確認する。授業の進み具合によっては、協同作業としてのグループワークやレポートの発表等も行う。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	ガイダンス　本学における特別支援教育	担当教員の紹介，授業の目標，シラバスの説明等特別支援教育とは何か		学生便覧で特別支援学校教諭の免許取得について調べること	４時間

2.	特別支援教育とその対象	特別支援教育の対象及びその変遷		特別支援教育の対象について復習しておくこと	４時間

3.	知的障害者教育の変遷（１）	知的障害教育の歩み		特別支援教育の対象について復習しておくこと	４時間

4.	知的障害者教育の変遷（２）	知的障害教育と学習指導要領		特別支援学校学習指導要領関係資料を読んでおくこと。	４時間

5.	知的障害教育の内容と方法（１）	教育課程の編成		資料をもとに，教育課程について復習しておくこと	４時間

6.	知的障害教育の内容と方法（２）	個別の指導計画について		資料をもとに，個別の指導計画について復習しておくこと	４時間

7.	知的障害教育の内容と方法（３）	個別の教育支援計画について		資料をもとに，指導計画と支援計画の相違を確認しておくこと	４時間

8.	知的障害教育の内容と方法（４）	日常生活の指導・遊びの指導		教科等を合わせた指導の形態について学習指導要領総則編等で確認しておくこと	４時間

9.	知的障害教育の内容と方法（５）	生活単元学習・作業学習		教科等を合わせた指導の形態について学習指導要領総則編等で確認しておくこと	４時間

10.	知的障害教育の内容と方法（６）	自立活動		自立活動の6区分27項目について復習しておくこと	４時間

11.	知的障害教育の内容と方法（７）	知的障害者の就労について		障害のある人の就労について調べておくこと	４時間

12.	関連する障害の理解と支援（１）	自閉症の理解と支援		自閉症について調べておくこと	４時間

13.	関連する障害の理解と支援（２）	発達障害の理解と支援		発達障害の定義について調べておくこと	４時間

14.	学校における取組	校内支援体制・交流及び共同学習について		交流及び共同学習について文部科学省の資料を探すこと	４時間

15.	知的障害教育の今日的課題	インクルーシブ教育システムについて		障害者の権利条約について事前に調べておくこと	４時間

成績評価方法（方針）

試験は，期末試験を1回実施する。（評価割合80％）　また，授業態度(20%)を加え，これらの結果を総合して成績評価を行う。
試験や授業内レポートは解説しながら返却する。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎			80

授業内レポート

授業外レポート

演習・実技

授業態度		◎		20

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

提出されたレポートは解説しながら返却する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

2/3以上の出席のないものは，単位の修得はできない。（欠格条件）
・授業中は携帯電話は鞄の中にしまうこと。
・授業計画は，進度によって若干の変更があり得ること。
・自己学習（校外での学習，ボランティア活動等）の成果や授業テーマについて積極的に発表することを期待する。