実務経験の有無 | | | | | 1 「どのような実務経験を持つ教員か」 | 国立青少年教育施設/幼児体育外部講師および幼稚園専任体育教諭/小学校における実務経験を有する。 | | | 2 「実務家経験がどのようにこの科目と関連するか」 | 実務経験を活かし、保育現場における実践と研究を融合した視点から、学生が実習で最大限の学びを得られるよう支援する。特に、実習前の不安軽減と実習中の課題解決、実習後の深い学びへと繋がるよう、事前・事後指導を丁寧に行う。 | | | 3 「実務家経験の科目への活かし方」 | 実務経験に基づく具体的な事例を提示することで、実習で起こりうる問題や課題への対応力を養う。また、学生との対話を重視した指導を行い、一人ひとりの成長段階に合わせたきめ細やかな支援を心がける。 | | |
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授業の概要 | | 本授業では、3年次の保育実習Ⅰ(保育所実習・施設実習)の事前・事後指導を行う。保育実習の意義と目的、実習内容、および実習生の役割と責任を理解する。また、実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護と守秘義務等について学ぶ。さらに、実習の計画・実践・観察・記録・評価の方法や内容について具体的に理解を深める。そして、実習の事前準備から、実習後の総括、自己評価までを行い、今後の学習に向けた課題や目標を明確化する。なお、保育実習Ⅰに参加する者は、本科目を受講しなければ、実習に参加することはできない。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=766&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=791&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=897&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=1378&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=951&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=916&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | ■ | | | ディベート | | | | グループワーク | ■ | | | プレゼンテーション | ■ | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 保育実習の意義と目的を理解し、実習内容を把握することで、自己の実習課題を明確にする。実習施設における子どもの人権擁護とプライバシー保護について理解し、実習生としての心構えを身につける。また、実習の計画・実践・観察・記録・評価の方法を学び、事後指導を通して実習の総括と自己評価を行い、今後の学習課題を明確化する。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 保育実習の意義と目的、実習内容と課題、実習生の役割と責任を具体例を交えて詳細に説明できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 実習施設における子どもの人権と最善の利益を尊重し、プライバシー保護と守秘義務の重要性を深く認識して、熱心かつ積極的に実習に取り組み、自己の成長に繋げることができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 実習の計画・実践・観察・記録・評価を適切かつ効果的に行い、その結果を分析・考察し、客観的な自己評価に基づいて、今後の学習課題を明確にし、具体的な改善案を提示できる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 保育実習の意義と目的、実習内容と課題、実習生の役割と責任を理解し、説明できる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 実習施設における子どもの人権と最善の利益を尊重し、プライバシー保護と守秘義務の重要性を認識して、熱心かつ積極的に実習に取り組むことができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 実習の計画・実践・観察・記録・評価を適切に行い、自己評価に基づいて、今後の学習課題を明確にすることができる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 保育実習の意義と目的、実習内容と課題、実習生の役割と責任の理解 | 多角的な視点から、具体例を交えつつ、自身の意見も踏まえて、保育実習の意義と目的、実習内容と課題、実習生の役割と責任を論理的に説明できる。 | 自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、保育実習の意義と目的、実習内容と課題、実習生の役割と責任を論理的に説明できる。 | 保育実習の意義と目的、実習内容と課題、実習生の役割と責任を理解し、説明できる。 | 保育実習の意義と目的、実習内容と課題、実習生の役割と責任を理解し、部分的に説明できる。 | 保育実習の意義と目的、実習内容と課題、実習生の役割と責任をほとんど理解できない、または、課題に取り組まない。 | | | | | | | 子どもの人権尊重、プライバシー保護、守秘義務の認識と実践 | 多角的な視点から、自身の意見も踏まえて、実習施設における子どもの人権と最善の利益を尊重し、プライバシー保護と守秘義務の重要性を深く認識して、熱心かつ積極的に実習に取り組むことができ、自己の成長に繋げることができる。 | 自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、実習施設における子どもの人権と最善の利益を尊重し、プライバシー保護と守秘義務の重要性を深く認識して、熱心かつ積極的に実習に取り組むことができ、自己の成長に繋げることができる。 | 実習施設における子どもの人権と最善の利益を尊重し、プライバシー保護と守秘義務の重要性を認識して、熱心かつ積極的に実習に取り組むことができる。 | 実習施設における子どもの人権と最善の利益を尊重し、プライバシー保護と守秘義務の重要性を認識して、実習に取り組むことができる。 | 実習施設における子どもの人権と最善の利益をほとんど尊重できない。または、プライバシー保護と守秘義務の重要性を認識できず、実習に熱心かつ積極的に取り組めない。 | | | | | | | 実習の準備、実践、振り返りの技能と自己課題の明確化 | 多角的な視点から、自身の意見も踏まえて、実習の計画・実践・観察・記録及び自己評価等を適切かつ効果的に行い、その結果を多角的に分析・考察し、客観的な自己評価に基づいて、今後の学習課題を明確にし、具体的な改善案を提示できる。 | 自身の体験や考えを交え、具体例を示しつつ、実習の計画・実践・観察・記録及び自己評価等を適切かつ効果的に行い、その結果を多角的に分析・考察し、客観的な自己評価に基づいて、今後の学習課題を明確にし、具体的な改善案を提示できる。 | 実習の計画・実践・観察・記録及び自己評価等を適切に行い、その結果を分析・考察し、自己評価に基づいて、今後の学習課題を明確にすることができる。 | 実習の計画・実践・観察・記録及び自己評価等を適切に行い、その結果を分析・考察し、自己評価に基づいて、今後の学習課題を部分的に明確にすることができる。 | 実習の計画・実践・観察・記録及び自己評価等をほとんど実施できない。または、自己評価に基づいて、今後の学習課題を明確にすることができない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 本授業は、3年次の保育実習Ⅰの事前・事後指導を行う演習科目である。保育実習の意義、目的、内容、方法を理解し、実習生としての心構えを身につける。また、子どもの人権やプライバシー保護についても学ぶ。実習後は、報告会と自己評価を通して学びを深め、自己課題を明確にする。本科目の単位取得は、保育実習Ⅰの履修条件である。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | 保育実習の概要と目的 | 保育実習の全体像、保育実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの関連、保育実習の目的について理解する。また、保育所実習および施設実習の概要について理解する。 | | 事前課題(保育実習全般に関する文献調査、自己目標の設定等)に取り組み、実習への心構えを養う。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 実習生の役割と責任 | 実習生の役割と責任、実習におけるマナー、実習におけるリスクマネジメントについて理解する。 | | 担当教員から指定された事前課題に取り組み、実習への準備を整える。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 子どもの最善の利益と倫理(1) | 子どもの最善の利益について、これまでの学びと関連づけながら理解を深める。 | | 事前課題として、実習に関連する法令や通知、ガイドライン等(「保育所保育指針」「保育士の倫理綱領」等)を熟読する。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 子どもの最善の利益と倫理(2) | グループワークを通して、実習における具体的な場面を想定し、子どもの最善の利益について議論する。 | | 事前課題として、実習に関連する法令や通知、ガイドライン等(「保育所保育指針」「保育士の倫理綱領」等)を熟読する。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 保育実習の実際(1) | 保育実習Ⅰの概要(実習先、期間、内容等)を理解する。 | | 実習で活用する保育教材(手遊び、絵本、紙芝居等)を作成し、模擬保育を通して実践力を高める。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 保育実習の実際(2) | 保育実習Ⅰにおける自己の課題を明確にし、具体的な目標を設定する。 | | 実習で活用する保育教材(手遊び、絵本、紙芝居等)を作成し、模擬保育を通して実践力を高める。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 保育実習の実際(3) | 実習における日誌の記録の仕方、指導案の作成方法について理解する。 | | 実習で活用する保育教材(手遊び、絵本、紙芝居等)を作成し、模擬保育を通して実践力を高める。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 実習指導 | 実習指導担当者との協議を通して、実習における課題の確認を行う。 | | 実習で活用する保育教材(手遊び、絵本、紙芝居等)を作成し、模擬保育を通して実践力を高める。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 実習報告(1) | 保育所実習での学びを報告する。 | | 実習で学んだ内容を日誌や指導案、自己評価等を用いて整理し、報告会に向けて準備を行う。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 実習報告(2) | 施設実習での学びを報告する。 | | 実習で学んだ内容を日誌や指導案、自己評価等を用いて整理し、報告会に向けて準備を行う。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 実習報告(3) | 実習での学びについて共有し、ディスカッションを通してさらに深める。 | | 実習で学んだ内容を日誌や指導案、自己評価等を用いて整理し、報告会に向けて準備を行う。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 実習報告(4) | 実習での学びについて共有し、ディスカッションを通してさらに深める。 | | 実習で学んだ内容を日誌や指導案、自己評価等を用いて整理し、報告会に向けて準備を行う。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 事後指導(1) | 保育所実習および施設実習での学びをふまえ、保育実習Ⅰの自己評価を行う。 | | 実習での学びについて整理し、自己評価を行う。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 事後指導(2) | 事後指導を通して、自己の課題を明確にする。 | | 実習での学びについて整理し、自己評価を行う。 | 4時間 | | | | | | | 15. | 事後指導(3) | 保育実習Ⅰの学びをふまえ、保育実習の意義について再考する。 | | 実習での学びについて整理し、自己評価を行う。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 授業への取組状況(40%)、実習状況・実習日誌(30%)、実習報告(30%)で総合的に成績評価を行う。 成績評価のためには2/3以上の出席が必要である。 なお、保育実習Ⅰに参加する者は、本科目を 通年で受講し、単位を取得しなければ、実習に参加することはできない。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | - | - | - | - | | | | | | 授業内レポート | - | - | - | - | | | | | | 授業外レポート | ◎ | ○ | ○ | 30% | | | | | | 演習・実技 | ◎ | ◎ | ◎ | 40% | | | | | | 授業態度 | ○ | ◎ | ◎ | 30% | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | 授業での発表や提出物については、担当教員が必要に応じてコメント、助言、指導を行う。 レポート等については、担当教員が精査し、コメントを付して返却する。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | ・「保育実習指導Ⅰ」は、「保育実習Ⅰ(保育所実習・施設実習)」と科目連動しているため、どちらか一方の科目が合格点に満たなかった場合、原則として、両科目とも不合格となる(保育実習Ⅰに参加するためには、本科目を 受講し、単位を取得することが必須条件となる)。 ・保育実習指導は、3年次の保育実習Ⅰでの学びを最大化するための重要な授業である。授業には主体的に参加し、不明な点は積極的に質問すること。 ・事前指導で学んだことを実習で実践し、事後指導で深く振り返ることで、学びを自分のものにすることができる。 ・実習における疑問や悩みは、担当教員に積極的に相談すること。 ・実施上の都合により、進行順や教材を変更する場合がある。 |
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関連科目 | | |
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教科書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 改訂版 幼稚園・保育所・認定こども園実習 パーフェクトガイド | 小櫃智子・守巧・佐藤 恵・小山朝子 | わかば社 | 2023 | | | | | | 02 | 改訂版 施設実習 パーフェクトガイド | 守巧・小櫃智子・二宮祐子・佐藤恵 | わかば社 | 2023 | | | | | | 03 | 改訂版 実習日誌・実習指導案 パーフェクトガイド | 小櫃智子・田中君枝・小山朝子・遠藤純子 | わかば社 | 2023 | | | | | | 04 | 保育実習の手引き | 宮城県保育士養成校連絡協議会 | | | | | | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 保育所保育指針解説 | 厚生労働省 | フレーベル館 | 2018 | | | | | | 02 | 幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説 | 内閣府・文部科学省・厚生労働省 | フレーベル館 | 2018 | | | | | |
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オフィスアワー | | 庄子佳吾:[前期]月曜日12:40-14:10/[後期]火曜日12:40-14:10 宮田洋之:[前期]水曜日12:40-14:10/[後期]水曜日12:40-14:10 小石俊聡:[前期]月曜日10:20-11:50/[後期]木曜日10:20-11:50 |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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