科目ナンバリングE-PEC021J-01
科目コード524080
科目名社会的養護Ⅰ
科目名(英語)Social Custody I
学科子ども運動教育学科
学年2年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員川上 芳夫
開講の別単独開講


実務経験の有無
保育士、保育園長の実務経験を有する。
授業の概要
現代社会における社会的養護の意義や役割について体系的に学ぶ。社会的養護の理念・制度の体系を理解し、社会的養護の現状や課題、子どもや家庭を支援する方法について理解を深める
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
社会的養護の背景や現状を踏まえたうえでその基本理念について理解を深めることを目的とする。子ども家庭福祉従事者として、子どもがもっている力を信じ、子どもと家庭を見守りながら、その権利を護ることができる柔らかなまなざしと強い使命感、ゆるぎない人権意識を身につけることの意義について考えるとともに、その具体的な実践についても学ぶ。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域社会的養護の理念を十分に理解し、その意義や制度体系について自分の言葉で説明できる。
情意的領域社会的養護の領域と概要について十分に理解し、施設実習での目標と課題を適切に設定することができる。
技能表現的領域保育士に必要なソーシャルワークの技術を十分に修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて説明できる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域社会的養護の理念を理解し、その意義や制度体系について自分の言葉で説明できる。
情意的領域社会的養護の領域と概要について理解し、施設実習での目標と課題を設定しようとする。
技能表現的領域保育士に必要なソーシャルワークの技術を修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて説明できる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
理念、意義、制度体系を理解している。理念を十分に理解し、その意義や制度体系について自分の言葉で説明できる。理念を十分に理解し、その意義や制度体系について説明できる。理念をおおむね理解し、その意義や制度体系についてある程度説明できる。理念をおおむね理解しているが、その意義や制度体系についての説明は不十分である。理念を理解しておらず、意義や制度体系についても説明できない。
領域と概要について理解し、実習での課題設定ができる。領域と概要について十分に理解し、施設実習での目標と課題を適切に設定することができる。領域と概要について十分に理解し、施設実習での目標と課題をおおむね適切に設定することができる。領域と概要についておおむね理解し、施設実習での目標と課題を設定することができる。領域と概要について最低限理解し、施設実習での目標と課題を不十分ながらも設定することができる。領域と概要について理解しておらず、施設実習での目標と課題を設定することができていない。
ソーシャルワークの技術を修得し、権利擁護を踏まえた関わりについて説明できる。保育士に必要なソーシャルワークの技術を十分に修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて自分の言葉で説明できる。保育士に必要なソーシャルワークの技術を十分に修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて説明できる。保育士に必要なソーシャルワークの技術をおおむね修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについてある程度説明できる。保育士に必要なソーシャルワークの技術をいくらか修得し、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて少しは説明できる。保育士に必要なソーシャルワークの技術を修得しておらず、子どもの権利擁護を踏まえた子どもとの関わりについて説明できない。
授業計画(全体)
事前学習として教科書を読んでテーマのイメージをつかみ、講義でその理解を深める。授業後はアウトプットノートを作成して学びを振り返る。授業内では、テーマに基づいたグループワークも行う。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.社会的養護とは何か社会的養育の重要性を理解し、児童養護の役割を関係法令や子どもの権利の視点から整理する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
2.社会的養護の基本理念と原理児童養護施設運営指針等に示されている社会的養護の基本理念と原理を踏まえ、社会的養護の現状と課題を理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
3.我が国の社会的養護の歩み社会的養護の歴史を振り返り、要保護児童の背景や、どのように支援してきたかを理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
4.戦後の児童養護論の展開戦後の社会的養護の展開過程を整理しつつ、現在の社会で求められる視点について考える。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
5.子どもの権利擁護社会的養護の現場で増加している虐待を受けた子どもの権利擁護の事例をもとに、子どもの権利を守るために必要な取り組みや制度を理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
6.社会的養護の体系と実践社会的養護に関わる法制度について学ぶとともに、施設養護と家庭養護の概要について理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
7.社会的養護の領域と概要①乳児院、母子生活支援施設乳児院、母子生活支援施設について、目的・対象・入所理由・職員配置・支援内容・課題等を理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
8.社会的養護の領域と概要②児童養護施設児童養護施設について、目的・対象・入所理由・職員配置・支援内容・課題等を理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
9.社会的養護の領域と概要③児童心理治療施設、児童自立支援施設児童心理治療施設、児童自立支援施設について、目的・対象・入所理由・職員配置・支援内容・課題等を理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
10.社会的養護の領域と概要④里親、ファミリーホーム里親、ファミリーホームについて、概要・社会的位置づけ・養育の特徴・課題等を理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
11.社会的養護の領域と概要⑤障害児施設障害児入所施設、児童発達支援センターについて、目的・対象・入所理由・職員配置・支援内容・課題等を理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
12.社会的養護に関わる専門職、専門機関社会的養護に関わる専門職、専門機関の役割・業務内容等について理解する。グループワークでは子どもが求める職員像について検討する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
13.社会的養護とソーシャルワーク①必要性、近接領域社会的養護の対象者を支援する方法としてのソーシャルワークの定義を学び、カウンセリング等の近接領域との差異や連携について理解する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
14.社会的養護とソーシャルワーク②枠組みソーシャルワークの機能と役割を理解するとともに、その体系や種類等についても学ぶ。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
15.社会的養護とソーシャルワーク③ケースワーク、グループワーク課題の解決や目標の達成を行うケースワーク、グループワークの基本的な価値や態度を理解し、子どもや家庭を支える支援について考える。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はアウトプットノートをまとめる。4時間
成績評価方法(方針)
毎回授業後にまとめるアウトプットノート70%と、期末レポート20%、授業態度(グループワークへの参加)10%により評価を行う。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験20%(期末レポート試験)
授業内レポート70%(アウトプットノート)
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度10%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
アウトプットノート、レポートへのフィードバックは授業内でまとめて行い、全授業終了後に返却する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
資格取得のための必修科目であるため、出席、課題等の提出期限及び評価の取り扱いは厳格に行います。
関連科目
社会福祉・子ども家庭福祉・社会的養護Ⅱ
教科書
書名著者出版社出版年
01みらい×子どもの福祉ブックス 社会的養護Ⅰ喜多一憲監修 堀場純矢編集みらい2020
参考書
書名著者出版社出版年
01なし
オフィスアワー
金曜日2限
GCR
担当教員の指示に従ってGCRに参加してください
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。