科目ナンバリングH-SOC311J-01、N-SOC211J-01、、、E-SOC211J-01
科目コード513030
科目名スポーツ社会学
科目名(英語)Sociology of Sport
学科健康福祉学科、スポーツ栄養学科、子ども運動教育学科
学年1年
学期後期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員仲野 隆士
松井 陽子
開講の別オムニバス開講


実務経験の有無
授業の概要
社会学者のP.ブルデューはスポーツ社会学には2つの傾向があるという。ひとつは「スポーツの社会学」であり、スポーツに内在するあるいはそれ特有の性質や特徴を扱う。もうひとつが「社会学の対象としてのスポーツ」であり、スポーツを社会を分析するための手段・装置とする。本授業ではこの双方のアプローチを通じて、スポーツ社会学という専門知の理解を深める。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
授業の一般目標
スポーツの文化としての特質や固有性を理解するとともに、スポーツと社会の関係を把握し、スポーツを通じて現代社会の諸問題を分析する力を養うことを目的とする。 
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域スポーツという文化についてスポーツ社会学の観点から理解する
情意的領域批判的思考力を駆使してスポーツと社会の関係を論じれる
技能表現的領域スポーツ社会学に関わる学術タームや概念を駆使することができる
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域スポーツという文化についてスポーツ社会学の観点から明確に説明できる。 
情意的領域批判的思考力を駆使してスポーツと社会の関係を論じることができる。 
技能表現的領域スポーツ社会学に関わる学術タームや概念を駆使できる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
社会との関係から、スポーツの特徴や意義、役割について説明できる。スポーツの特徴や意義、役割について客観的に考察し、自分の意見を明確に論じることができる。スポーツの特徴や意義、役割について客観的に考察し、自分の意見を概ね論じることができる。スポーツの特徴や意義、役割に関する基本的知識は身についているが、客観的に考察し、自分の意見を論じることができない。スポーツの特徴や意義、役割に関する基本的知識がほぼ身についていない。スポーツの特徴や意義、役割に関する基本的知識が全く身についていない。
スポーツに携わる立場から、主体的に考え、多角的にスポーツについてとらえることができる。スポーツに関する様々な事象について多様な角度から主体的に考え、あるべき姿やその問題点について自分の意見を明確に論じることができる。スポーツに関する様々な事象について多様な角度から主体的に考え、あるべき姿やその問題点について自分の意見を概ね論じることができる。スポーツに関する様々な事象について多様な角度から主体的に考えることができるが、あるべき姿やその問題点について自分の意見を論じることができない。スポーツに関する様々な事象について、主体的に考え、その理想像や問題点について自分の意見をほとんど論じることができない。スポーツに関する様々な事象について、主体的に考え、その理想像や問題点について自分の意見を全く論じることができない。
授業計画(全体)
本授業は前半と後半で担当者が異なる。前半は藪が担当し、後半は仲野が担当する。担当者ごとに授業の主旨や力点などが異なるため、それぞれの担当者が受け持つ最終回(下記の⑧⑮)で試験を実施し、到達度を判定する。 
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.ガイダンス(仲野・未定) 授業の概要や進め方、成績判定などについて説明する。 シラバスを熟読しておくこと。 4時間
2.スポーツと教育・1 体育や遊びとスポーツとの差異や相同性について考える。 これまでの体育や遊びの経験を振り返ってみよう。 4時間
3.スポーツする身体・2 科学の発展やライフスタイルの変化が私たちの身体観に及ぼす影響を考える。 巷間に溢れる健康グッズやフィットネス法を調べてみよう。 4時間
4.スポーツと地域社会・3 地域スポーツクラブや市民マラソンを事例に市民とスポーツの関係を考える。 どのようなスポーツ施設やイベントがあるか調べてみよう。 4時間
5.グローバル化するスポーツ・4 グローバリゼーションの意味についてスポーツを通じて検討する。 国際的なスポーツ大会の種類や内容を調べてみよう。 4時間
6.スポーツとジェンダー・5 スポーツにおける男性主義について社会的性差の観点から考える。 男女のスポーツウェアの差に着目してみよう。 4時間
7.スポーツと政治・政策・6 スポーツを巡る法案や国際宣言などを通じてスポーツ権について考える。 法案や宣言の種類や内容を調べてみよう。 4時間
8.試験①() 第②-⑦回までの授業の理解の程度を判定する。 しっかりとテスト対策をして臨むこと。 4時間
9.社会学とスポーツ・スポーツ社会学 ・仲野1 社会学をベースとするスポーツ社会学について改めて考える。  スポーツに関する社会問題などを調べてみよう。 4時間
10.スポーツの周辺概念・仲野2 スポーツの語源・古い時代の解釈・定義・本質を知り、その周辺概念であるプレイ・レジャー・レクリエーションについて考える。 キーワード検索で調べてみよう。 4時間
11.ライフサイクルとスポーツ・仲野3 各ライフステージにおけるスポーツとの関りやスポーツの役割について考える。 自分の家族や親戚のスポーツ活動について考えてみよう。 4時間
12.スポーツとノーマライゼーション・仲野4 障害者スポーツ=障がいのある人々のスポーツの歴史的背景や発展・現状について考える。 障害者スポーツについて調べてみよう。  4時間
13.スポーツと社会化論・仲野5 スポーツへの社会化とスポーツによる社会化という2つのアプローチ、離脱と再社会化などについて考える。 友人たちのスポーツ実施のきっかけについて調べてみよう。 4時間
14.スポーツを巡る社会問題・仲野6 スポーツの光と影について、特に影の部としての社会問題を捉え考える。 スポーツの社会問題について調べてみよう。 4時間
15.試験②(仲野) 第⑧-⑭回までの授業の理解の程度を判定する。 しっかりとテスト対策をして臨むこと。 4時間
成績評価方法(方針)
授業内レポートとテストで成績を評価する。また、授業外レポートを課す可能性がある。なお、前後半を問わず、提出されたレポートについては授業時間内外を通じて適切なフィードバックを実施する。 
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験60%
授業内レポート20%
授業外レポート20%
演習・実技評価対象外
授業態度減点対象
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
授業内・外のレポートは、出席確認を兼ねてチェックし、担当教員からのコメントを加え、翌週に提出した個々の学生に返却するものとする。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
前半のみ、レジュメをアップする。授業での配布時に受け取れなかった場合、各自でダウンロード(プリントアウト)すること。 今年度は、大学のコロナウイルスに関するガイドラインに準拠し、感染の流行拡大の予防に注意を払い、原則、オンラインでの授業を行う。大学の指定するGoogle class roomを通しての講義となる。なお、対面での授業再開となった場合には、改めて周知する。                       
関連科目
体育原理 その他教養科目全般 
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない
参考書
書名著者出版社出版年
01よくわかるスポーツ文化論
02現代スポーツ社会学序説
オフィスアワー
前期(仲野:月3・) 
GCR
lcdwvl7o
その他
全ての課題の提出が求められるので、積極的に受講するように。
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。