科目ナンバリング		E-EEC032J-01

科目コード		153170

科目名		保育内容指導論

科目名（英語）		Childcare Content Instruction Theory

学科		子ども運動教育学科

学年		３年

学期		前期

授業形態		演習

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		佐々木　和

開講の別		単独開講

実務経験の有無

幼保連携型認定こども園保育教諭、幼稚園型認定こども園教頭の教員経験を有する

授業の概要

「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育指導要領」に基づき「環境を通しての教育」「遊びを通しての指導」などの方法的特質と、５領域の「ねらい及び内容」の関連について実践的に学び、指導計画を作成する能力を身につける。具体的に保育現場で行なわれいている保育実戦ビデオを視聴したり、「ねらい」と「内容」そして「指導・援助方法」を理解した上で指導案を計画し、模擬保育を行なったりして、保育の振り返りをすることで省察力や自己課題を明確にする力を身につける。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

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体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

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健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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現代武道学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート	■

	グループワーク	■

	プレゼンテーション	■

	実習

	フィールドワーク

授業の一般目標

幼児教育において育ててみたい資質能力を理解し、「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育指導要領」に示された５領域の「ねらい及び内容」について理解を深め、幼児の発達に即して、主体的・対話的で深い学びが実現する過程を踏まえて具体的な指導場面を想定し、保育を構想する方法を身につける。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	５領域のねらい及び内容を踏まえ、幼児が経験し身につけていく内容と指導上の留意点を理解する。また、幼児の認識、思考及び動きなどを視野に入れた保育内容の重要性を理解できる。

■	情意的領域	幼児教育の基本、５領域のねらい及び主な内容並びに全体構造を理解し、模擬保育とその振り返りを通して、省察する志から及び保育を再構成する視点を身につけ説明することができる。

■	技能表現的領域	指導案の構造を理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成し、模擬保育を行ない、振り返りを行なう事で省察力や自己課題を明確にする力を身につけ説明できる。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	５領域のねらい及び内容を踏まえ、幼児が経験し身につけていく内容と指導上の留意点を理解する。また、幼児の認識、思考及び動きなどを視野に入れた保育内容の重要性を理解する。

■	情意的領域	幼児教育の基本、５領域のねらい及び主な内容並びに全体構造を理解し、模擬保育とその振り返りを通して、省察する志から及び保育を再構成する視点を身につけることができる。

■	技能表現的領域	指導案の構造を理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成し、模擬保育を行ない、振り返りを行なう事で省察力や自己課題を明確にする力を身につける。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

5.領域のねらい及び内容を踏まえ、幼児が身につけていく内容と指導上の留意点や援助の仕方を理解する。また、幼児の認識、思考及び動きなどを視野に入れた保育内容の重要性を理解する。	5.領域のねらい及び内容を踏まえ、幼児が経験し身につけていく内容と指導上の留意点や援助の仕方を十分理解している。また、幼児の認識、思考及び動きなどを視野に入れた保育内容の重要性についても十分理解出来ている。	5.領域のねらい及び内容を踏まえ、幼児が身につけていく内容と指導上の留意点や援助の仕方を理解している。また、幼児の認識、思考及び動きなどを視野に入れた保育内容の重要性を理解出来ている。	5.領域のねらい及び内容を踏まえ、幼児が経験し身につけていく内容や指導上の留意点や援助の仕方、幼児の認識、思考及び動きなどの保育内容の重要性を理解出来ている。	5.領域のねらい及び内容を踏まえ、幼児が経験し身につけていく内容と指導上の留意点や援助の仕方、保育内容の重要性が理解出来ている。	５領域のねらい及び内容を踏まえ、幼児が経験し身につけていく内容や指導上の留意点、援助の仕方が理解出来ていない。

幼児教育の基本、5領域のねらい及び主な内容並びに全体構造を理解し、模擬保育とその振り返りを通して省察する力及び保育を再構成する視点を身につけることが出来る。	幼児教育の基本、5領域のねらい及び主な内容並びに全体構造を十分理解し、模擬保育とその振り返りを通して省察する力及び保育を再構成する視点を身につけることが出来る。	幼児教育の基本、5領域のねらい及び主な内容並びに全体構造を理解し、模擬保育とその振り返りを通して省察する力及び保育を再構成する視点を身につけることが出来る。	幼児教育の基本、5領域のねらい及び主な内容並びに全体構造を理解し、模擬保育とその振り返りを通して省察する力及び保育を再構成する視点を理解することが出来る。	幼児教育の基本、5領域のねらい及び主な内容並びに全体構造の理解と、模擬保育の実践、振り返りを通して省察する力及び保育を再構成する視点を理解することが出来る。	幼児教育の基本、5領域のねらい及び主な内容並びに全体構造を理解出来ず、模擬保育の実践や振り返りを通して省察したり保育を再構成したるすることが出来ない。

指導案の構造を理解し、具体的な保育を想定した上での指導案を作成し、模擬保育を実践し、振り返りを行ないながら、省察力や自己課題を明確にする力を身につける。	指導案の構造を十分理解し、具体的な保育を想定した上での指導案を作成し、模擬保育を実践し、振り返りを行ないながら、省察力や自己課題を明確にする力を身につける。	指導案の構造を十分理解し、具体的な保育を想定した上での指導案の作成が出来、模擬保育の実践、振り返りをすることの重要性を理解しながら、省察力や自己課題を明確にする力を身につける。	指導案の構造を十分理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成し、模擬保育を実践し、振り返りの重要性を理解しながら、省察力や自己課題を明確にする力を身につける。	指導案の構造を十分理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成し、模擬保育を実践し、振り返りが必要な事を理解しないながら、省察力や自己課題を明確にする力を身につける。	指導案の構造の理解や、具体的な保育を想定した指導案の作成、模擬保育の実践、振り返り等が出来ない。

授業計画（全体）

保育現場で行なわれている保育実践ビデオを視聴したり、「ねらい及び内容」そひて「指導、援助方法」を理解し、指導案を計画作成し、模擬保育を通して、振り返りを行なう事で、省察力と自己課題を明確化する力を身につける。また、子育て支援、小学校や地域・保護者との連携、障がいのある子ども、発達障害の子どもへの保育等、様々な視点から保育を捉え、事例を基に学習を進めていく。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	幼児教育・保育の基本	「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」を読み込む。		シラバスを事前に熟読し、内容を理加する。	４時間

2.	各領域のねらい及び内容と指導上の留意点（健康）	幼児が経験し身につけていく「健康」の領域の保育内容を深めていく。		「健康」領域を熟読しておくこと	４時間

3.	各領域のねらい及び内容と指導上の留意点（人間関係）	幼児が経験し身につけていく「人間関係」の領域の保育内容を深めていく。		「人間関係」領域を熟読しておくこと	４時間

4.	各領域のねらい及び内容と指導上の留意点（環境）	幼児が経験し身につけていく「環境」の領域の保育内容を深めていく。		「環境」領域を熟読しておくこと	４時間

5.	各領域のねらい及び内容と指導上の留意点（言葉）	幼児が経験し身につけていく「言葉」の領域の保育内容を深めていく。		「言葉」領域を熟読しておくこと	４時間

6.	各領域のねらい及び内容と指導上の留意点（表現）	幼児が経験し身につけていく「表現」の領域の保育内容を深めていく。		「表現」領域を熟読しておくこと	４時間

7.	「育ててみたい資質・能力」の３つの柱の理解	３つの柱を理解し、園生活の様々な場面や活動について実際の保育実践事例などを通して子どもの育ちも深めていく。		保育内容５領域を復習しておくこと	４時間

8.	「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」各領域との関連（健康・人間関係）	「健康」「人間関係」との関係の深い「10の姿」を取り上げ、幼児の発達を理解するために必要な保育者の視点について事例を基に考える。		「健康」「人間関係」を復習しておくこと	４時間

9.	「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」各領域との関連（環境・言葉・表現）	「環境」「言葉」「表現」との関係の深い「10の姿」を取り上げ、幼児の発達を理解するために必要な保育者の視点について事例を基に考える。		「環境」「言葉」「表現」を復習しておくこと	４時間

10.	模擬保育「指導案の構造理解」「指導計画づくり」	５領域に分かれて「指導計画案」を作成する。		「指導案」を復習しておくこと	４時間

11.	模擬保育の実施（1）「教材」の効果的活用	保育者役、子ども役になり、模擬保育の実践発表を行なう。終了後は「保育者の視点」「子どもの視点」からの振り返りを行なう。		「教材研究」を復習しておくこと	４時間

12.	模擬保育の実施（２)ICT活用の「振り返り」	保育者役、子ども役になり、模擬保育をおこなう。終了後は「保育者の視点」「子どもの視点」からの振り返りを行なう。ICTを活用し、視覚化をする。		「振り返り」内容について復習しておくこと	４時間

13.	模擬保育の実施(3)全体協議での「振り返り」	保育者役、子ども役になり、模擬保育をおこなう。終了後は「保育者の視点」「子どもの視点」からの振り返りを行なう。省察、環境の再構成等について深める。		「振り返り」内容について復習しておくこと	４時間

14.	小学校の教科とのつながりの理解	「教科学習」の理解と学校教育の実践映像や事例を通して、保育を考える。		「教科」と「領域」の違いについて調べておくこと	４時間

15.	保育実践の動向と保育構造の理解とまとめ	まとめとして、保育内容のねらい及び内容について、幼児の発達に応じた保育を再構成する方法や、課題の明確化について学ぶ。		「保育内容」「指導方法」「援助の仕方」「環境の再構成」について復習しておくこと	４時間

成績評価方法（方針）

・授業内の受講態度、授業内レポート、グループディスカッションでの意見発表、態度、意欲等を加味して、評価する。模擬保育は、全員実践すること。・欠席は原則として、３分の１以上は評価対象外とする。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験				評価対象外

授業内レポート	〇	〇	◎	30％

授業外レポート

演習・実技		◎	◎	50％

授業態度	〇	◎		20％

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

提出されたレポートは、授業内で説明をしながら返却をする場合と、相互理解を深めるためのディスカッションを行いながら返却する.

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・保育士、幼稚園教諭、保育教諭を目指すものとして、常に課題意識を持ち、自発的に受講すること。・自分の意見を発表したり、他者の意見を受け入れたりして、活発に討論に参加すること。・提出物、レポート提出等に関しては、期限を厳守すること。