科目ナンバリングE-CME032J-01
科目コード144140
科目名社会的養護Ⅱ
科目名(英語)Social Custody II
学科子ども運動教育学科
学年3年
学期集中
授業形態演習
必修・選択の別
単位数1
担当教員川上 芳夫
開講の別単独開講


実務経験の有無
保育士、保育園長の実務経験を有する。
授業の概要
施設養護と家庭養護の実際について具体的に学びつつ、子どもを社会的に養護するための知識や技術を身につけ、子ども家庭福祉のさまざまな領域でそれらを活用することについて考える、
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
施設養護及び家庭養護の実際について事例等から学び、子どもの理解を踏まえた社会的養護について具体的に理解することを目的とする。子ども家庭福祉従事者として、子どもがもっている力を信じ、子どもと家庭を見守りながら、その権利を護ることができる柔らかなまなざしと強い使命感、ゆるぎない人権意識を身につけることの意義について考え、自分なりの子ども観、支援観を形成してゆく。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について十分に理解し、自分の言葉で説明できる。
情意的領域子ども虐待防止と家庭支援について十分に理解し、実習等での保育の展開においてその実践を行い報告する。
技能表現的領域社会的養護の専門技術の概要を十分に理解し、アセスメントや支援計画作成、記録において適切に活用できる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について説明できる。
情意的領域子ども虐待防止と家庭支援について理解し、保育の展開においてその実践を行おうとする。
技能表現的領域社会的養護の専門技術の概要を理解し、アセスメントや支援計画作成、記録において活用できる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
内容や特性を理解している。社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について十分に理解し、自分の言葉で説明できる。社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について十分に理解し、自分の言葉を交えながら説明しようとする。社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性についておおむね理解し、ある程度説明できる。社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性についておおむね理解しているが、説明は不十分である。社会的養護の内容や施設養護と家庭養護の特性について理解しておらず、説明もできない。
虐待防止と家庭支援について理解し、実践しようとする。子ども虐待防止と家庭支援について十分に理解し、実習等での保育の展開においてその実践を適切に行い報告する。子ども虐待防止と家庭支援について十分に理解し、実習等での保育の展開においてその実践を行い報告する。子ども虐待防止と家庭支援についておおむね理解しているが、実習等での保育の展開においてその実践を行っていない。子ども虐待防止と家庭支援について最低限理解しているが、実習等での保育の展開においてその実践をしようとしていない。子ども虐待防止と家庭支援について理解しておらず、実習等での保育の展開においてその実践をできない。
専門技術の概要を理解し、活用できる。社会的養護の専門技術の概要を十分に理解し、アセスメントや支援計画作成、記録において適切に活用できる。社会的養護の専門技術の概要を十分に理解し、アセスメントや支援計画作成、記録において活用できる。社会的養護の専門技術の概要をおおむね理解し、アセスメントや支援計画作成、記録においてある程度活用できる。社会的養護の専門技術の概要をおおむね理解しているが、アセスメントや支援計画作成、記録においての活用は不十分である。社会的養護の専門技術の概要を理解しておらず、アセスメントや支援計画作成、記録において活用できない。
授業計画(全体)
事前学習として教科書を読んでテーマのイメージをつかみ、講義でその理解を深める。授業後はワークシートを作成して学びを振り返る。授業内では、テーマに基づいたグループワークや、事例をもとにディスカッションを行う。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.社会的養護の理念と体系社会的養護Ⅰの学修内容を振り返り、社会的養護の理念、体系についての理解を深める。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
2.社会的養護に関わる専門職社会的養護の領域で働く職員の職種や職務体制について理解し、安心して働き続けるために必要なことを考える。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
3.施設養護の展開施設養護の展開過程について理解し、その中のインケアの概要についての理解を深める。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
4.家族支援社会的養護における家族支援の担当者や支援内容について理解し、どのような家族支援が求められるのかについてグループで検討する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
5.自立支援計画自立支援計画の意義や内容について理解し、事例に基づいてさらに理解を深める。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
6.記録と評価社会的養護の現場で用いられる記録の種類や書き方について実際に書いてみて理解するとともに、必要とされる評価についても学ぶ。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
7.社会的養護に関わる専門的技術社会的養護におけるソーシャルワークの実際を理解するとともに、地域・社会に対するソーシャルワークについても考える。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。。4時間
8.社会的養護の実際①乳児院、母子生活支援施設乳児院、母子生活支援施設の事例をもとに、入所前から入所後の支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。。4時間
9.社会的養護の実際②児童養護施設児童養護施設の事例をもとに、入所前から入所後の支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
10.社会的養護の実際③児童心理治療施設、児童自立支援施設児童心理治療施設等の事例をもとに、入所前から入所後の支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
11.社会的養護の実際④児童家庭支援センター、子ども・若者支援児童家庭支援センター等の事例をもとに、支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
12.社会的養護の実際⑤里親、ファミリーホーム里親、ファミリーホームの事例をもとに、委託前から解除後の支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
13.社会的養護の実際⑥障害児施設障害児施設の事例をもとに、入所前から入所後の支援の実際を理解し、支援の視点について検討(ディスカッション)する。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
14.社会的養護の課題と展望「新しい社会的養育ビジョン」等で示された方向性について理解し、家庭養護の推進や施設の小規模化等の課題について考える。事前に教科書の該当箇所を読み、事後はワークシートをまとめる。4時間
15.まとめ対応困難事例についてQ&A形式で学びながら、社会的養護について振り返り、論点を整理する。期末レポートの作成をする。4時間
成績評価方法(方針)
毎回授業後にまとめるワークシート60%と、期末レポート30%、授業態度(ディスカッションやグループワークへの参加)10%により評価を行う。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験30%(期末レポート試験)
授業内レポート60%(ワークシート)
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度10%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
ワークシート、レポートへのフィードバックは授業内でまとめて行い、全授業終了後に返却する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
資格取得のための必修科目であるため、出席、課題等の提出期限及び評価の取り扱いは厳格に行います。
関連科目
社会福祉・子ども家庭福祉・社会的養護Ⅰ
教科書
書名著者出版社出版年
01みらい×子どもの福祉ブックス 社会的養護Ⅱ喜多一憲監修 堀場純矢編集みらい2019
参考書
書名著者出版社出版年
01なし
オフィスアワー
金曜 10:20-11:50
GCR
担当教員の指示に従ってGCRに参加してください
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。