科目ナンバリングE-CME032J-03
科目コード122090
科目名子育て支援
科目名(英語)Child Rearing Support
学科子ども運動教育学科
学年3年
学期前期
授業形態演習
必修・選択の別
単位数1
担当教員庄子 佳吾
開講の別単独開講


実務経験の有無
国立青少年教育施設において、青少年の課題や国の政策課題に対応した教育事業の実施、指導者養成、調査研究に従事した実務経験を有する。
授業の概要
保育士養成課程の必修科目【保育の内容・方法に関する科目】として位置づけられている。
本授業では、①保育士の行う保育の専門性を背景とした保護者に対する相談、助言、情報提供、行動見本の提示等の支援(保育相談支援)について、その特性と展開を具体的に理解する。また、②保育士の行う子育て支援について、様々な場や対象に即した支援の内容と方法及び技術を、実践事例等を通して具体的に理解する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
保育者の行う子育て支援について、様々な状況や対象に即した支援の内容と方法及び技術を、実践事例等を通して具体的に理解し、保育の専門性を活かした支援の特性と展開について学ぶ。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域保育者が行う子育て支援に必要な保育者の基本的態度について、子育て支援の意義、保育者の役割、制度、社会資源を踏まえて説明できる。
情意的領域保育の専門性を活かした子育て支援を理解し、子どもや保護者との関わりを積極的に行おうとする態度を身につける。
技能表現的領域子育て支援の事例に基づき、支援計画の作成、環境構成、記録の作成ができる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域保育者が行う子育て支援に必要な保育者の基本的態度について説明できる。
情意的領域保護者や子どもとの関わりに関する理論や技術を修得し、実習等で実践しようとする態度を示す。
技能表現的領域子育て支援の環境構成や、計画の作成、記録の意義を理解し、行うことができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
子育て支援に必要な保育者の基本的態度についての説明子育て支援の意義、保育者の役割、制度、社会資源を全て踏まえた上で、自分の考えを十分に述べている。子育て支援の意義、保育者の役割、制度、社会資源を全て踏まえているが、自分の考えは十分に述べられていない。子育て支援の意義、保育者の役割、制度、社会資源のうち、2つか3つを踏まえて説明している。子育て支援の意義、保育者の役割、制度、社会資源のうち、1つだけを踏まえて説明している。子育て支援の意義、保育者の役割、制度、社会資源のいずれについても説明できない。
子どもや保護者との関わりの積極性子どもや保護者との関わりの理論と技術を十分に修得し、実習等で積極的に実践している。子どもや保護者との関わりの理論と技術を概ね修得し、実習等で実践している。子どもや保護者との関わりの理論と技術を概ね修得しているが、実習等での実践が消極的である。子どもや保護者との関わりの理論と技術の修得が不十分で、実習等での実践が消極的である。子どもや保護者との関わりの理論と技術の修得が不十分で、実習等で実践しようとしない。
子育て支援の計画作成、環境構成、記録作成事例に基づいた計画作成、環境構成、記録の全てを適切に行うことができる。事例に基づいた計画作成、環境構成、記録の全てを概ね適切に行うことができる。事例に基づいた計画作成、環境構成、記録のうち、2つを概ね適切に行うことができる。事例に基づいた計画作成、環境構成、記録のうち、1つを概ね適切に行うことができる。事例に基づいた計画作成、環境構成、記録のいずれも適切に行うことができない。
授業計画(全体)
本授業では、保育者の行う子育て支援の意義や基本的態度、支援の内容と方法、連携と社会資源の活用等について、15のストーリーを通して実践的に学ぶ。各回のテーマに沿って、事例を読み込み、グループワークやディスカッションを行うことで、子育て支援に必要な知識・技術・態度を身につける。授業で学んだ内容を、保育実習等で実践し、自らの子育て支援の力を高めていく。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.子育て支援とは子育て支援の制度的な基盤について理解する。予習としてシラバスを確認し、授業の全体概要の把握を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
2.子育て支援の意義子育て支援が求められる社会的背景や、保育所等が果たす役割についての理解を深める。予習として教科書ストーリー2の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
3.子育て支援の基本的価値・倫理保育所保育指針と保育士倫理綱領より、子育て支援の基盤となる価値と倫理について理解する。予習として教科書ストーリー3の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
4.子育て支援の基本的姿勢保護者とよりよいコミュニケーションを行うために必要な保育者の心構えや態度について理解する。予習として教科書ストーリー4の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
5.子育て支援の基本的技術子育て支援のプロセスを理解し、支援に必要なコミュニケーション技法をグループワークを通して具体的に理解する。予習として教科書ストーリー5の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
6.園内・園外との連携と社会資源園内での連携や多職種・地域との連携について理解を深め、子育て支援で活用できる社会資源を把握する。予習として教科書ストーリー6の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
7.記録・評価・研修記録作成時置ける文章の書き方、図を使った記録方法についてその技法を学ぶとともに、さまざまな評価や研修の方法についても理解する。予習として教科書ストーリー7の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
8.日常会話を活用した子育て支援保護者とのコミュニケーションの基本について理解し、トラブルの際の対応方法についてロールプレイを行う、予習として教科書ストーリー8の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
9.文書を活用した子育て支援様々な種類の文書があることを理解し、その書き分けについて学ぶ。予習として教科書ストーリー9の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
10.行事などを活用した子育て支援子育て支援における行事の意義について理解を深め、保護者の主体的な参加を促す支援について考える。予習として教科書ストーリー10の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
11.環境を活用した子育て支援環境を通した子育て支援の方法の基本を理解する。予習として教科書ストーリー11の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
12.地域子育て支援拠点における支援地域子育て支援拠点における主なサービス内容や支援補遺法について理解し、地域の保護者と関わる際の基本的態度について考える。予習として教科書ストーリー12の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
13.入所施設における子育て支援入所施設を利用している保護者についての理解を深め、保育者の基本的姿勢を理解する。予習として教科書ストーリー13の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
14.通所施設における子育て支援通所施設を利用する保護者の特性について知り、保育者の基本的姿勢について理解する。予習として教科書ストーリー14の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
15.まとめと今後の課題授業で学んだ事項について振り返り、子育て支援について自己の課題を明確にする。予習として教科書ストーリー15の通読を、復習として当該授業の演習課題に取り組むこと。4時間
成績評価方法(方針)
ワークシート・演習問題(90%)、授業態度(10%)で総合的に成績評価を行う。
成績評価のためには2/3以上の出席が必要である。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート90%
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度10%
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
ワークシート等については、適宜授業の中でフィードバック(解説、講評等)を行う。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・保育者を目指すものとして、常に課題意識を持ち、自発的に受講することを望む。
・実施上の都合により、進行順や教材を変更する場合がある。
関連科目
子ども家庭支援論
教科書
書名著者出版社出版年
01子育て支援-15のストーリーで学ぶワークブック-二宮祐子萌文書林2018
参考書
書名著者出版社出版年
01保育所保育指針解説厚生労働省フレーベル館2018
02幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説内閣府・文部科学省・厚生労働省フレーベル館2018
オフィスアワー
金曜日10:20-11:50
GCR
px6xvit
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。