実務経験の有無 | | |
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授業の概要 | | 本講義は消防分野の概論である。総論では、消防の歴史、制度、法体系、社会的意義について概説する。社会の安全・安心を脅かす要因について、社会的側面と心理的側面の両面から概説する。各論では、消防吏員としての実務経験を活かしながら、具体的な業務を検証する。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | | | | 課題解決型学習(PBL) | ■ | | | 反転学習 | | | | ディスカッション | | | | ディベート | | | | グループワーク | | | | プレゼンテーション | | | | 実習 | | | | フィールドワーク | | | |
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授業の一般目標 | | 消防の知識および技術を通じて、社会の安全・安心を脅かす要因を的確に分析する思考力を培い、適切な安全管理の方策を考案・提言することができる。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会の安全・安心に関心を持ち、理論(歴史と法制度を含む)と実践の多角的な視野で消防を捉えることができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 日常生活における安全管理にとどまらず、社会の安全・安心の確保に貢献する実践的活動に参加する。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 社会の安全・安心を確保するための防火・防災の方策を具体的に考案し、提言することができる。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 社会の安全・安心に関心を持ち、理論(歴史と法制度を含む)と実践のいずれか一方の視野で消防を捉えることができる。 | | | | ■ | 情意的領域 | 社会の安全・安心の確保に貢献する実践的活動に参加する意志がある。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 社会の安全・安心を確保するための防火もしくは防災の方策を具体的に考案することができる。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 社会の安全・安心に関わる理論と実践の多角的な理解。 | 社会の安全・安心に非常に高い関心を持ち、理論(歴史と法制度を含む)と実践の多角的な視野で消防の全体を捉えることができる。 | 社会の安全・安心に関心を持ち、理論(歴史と法制度を含む)と実践の多角的な視野で消防を捉えることができる。 | 社会の安全・安心に関心を持ち、一部の理論(歴史と法制度を含む)と一部の実践で消防を捉えることができる。 | 社会の安全・安心に関心を持ち、理論(歴史と法制度を含む)と実践のいずれか一方の視野で消防を捉えることができる。 | 社会の安全・安心に関心がなく、理論(歴史と法制度を含む)と実践の両方の視野で消防を捉えることができない。 | | | | | | | 社会の安全・安心の確保に貢献する実践的活動の参加。 | 日常生活における安全管理にとどまらず、社会の安全・安心の確保に貢献する複数の実践的活動に参加する。 | 日常生活における安全管理にとどまらず、社会の安全・安心の確保に貢献する実践的活動に参加する。 | 日常生活における安全管理にとどまらず、社会の安全・安心の確保に貢献する実践的活動に参加する意志がある。 | 社会の安全・安心の確保に貢献する実践的活動に参加する意志がある。 | 社会の安全・安心の確保に貢献する実践的活動に参加する意志がない。 | | | | | | | 防火・防災のための具体的な方策の考案と提言。 | 社会の安全・安心を確保するための防火・防災の方策を具体的に考案し、実際の活動において提言することができる。 | 社会の安全・安心を確保するための防火・防災の方策を具体的に考案し、提言することができる。 | 社会の安全・安心を確保するための防火・防災の方策を具体的に考案することができる。 | 社会の安全・安心を確保するための防火もしくは防災の方策を具体的に考案することができる。 | 社会の安全・安心を確保するための防火・防災の方策を具体的に考案することができない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 第1回から第5回までは総論であり、消防の意義、任務、制度、組織と役割等の基本的な知識について概説する。第6回から第12回は任務の各論であり、事例を挙げながら消防業務の実際を検証する。第13回と第14回は消防法を初めとした関連法規及び消防関連諸資格について概説する。第15回は授業のまとめと最新のリクルート情報を確認する。配布資料とパワーポイントを中心に授業を進める。また、補助的に映像資料等を適宜使用する。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | 消防の意義(含オリエンテーション) | 武道の応用展開分野として、消防はどのような業務を実施しているのか、その意義は何かを概説する。 | | 消防の任務及び消防本部と消防署、消防団の概要を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 2. | 消防制度の発足と近代消防制度に至る歴史的変遷 | 町火消から消防組・警防団を経て近代消防制度に至るまでの歴史的変遷と、現行の自治体消防について概説する。 | | 日本の消防活動の歴史と自治体消防について調べる。 | 4時間 | | | | | | | 3. | 消防の組織Ⅰ(国・県・市町村の消防組織) | 国の消防機関、県の消防組織、市町村の消防組織について概説する。 | | 消防の組織制度及び複数の自治体の組織を横断的に調べる。 | 4時間 | | | | | | | 4. | 消防の組織Ⅱ(自治体の枠を超えた諸制度及び消防財政) | 自治体消防制度(消防本部・消防署と消防団)における各機関の役割と自治体の枠を超えた諸制度及び消防財政について概論する。 | | 自治体の枠を超えた諸制度と業務内容を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 5. | 消防と公的機関との機能分担と連携 | 市町村と消防、及び警察・海上保安庁・自衛隊等他の公的機関との機能分担と連携について概説する。 | | 各公的機関の業務内容を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 6. | 消防の任務Ⅰ-1警防業務(火災・救助・救急・その他災害) | 火災防御とは何か、また救急とは何かを中心に、災害の種別と業務概要を、具体例等を交えて概説する。 | | 消防活動の種別とその詳細を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 消防の任務Ⅰ-2警防業務(救急「救命のための基礎知識」) | 仙台市の救急事情、及び救命の連鎖と市民の役割、心肺蘇生法とAED使用手順等について概説する。 | | 救急救命活動の種別とその詳細を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 消防の任務Ⅰ-3警防業務(大規模自然災害、特殊災害等) | 大規模災害や危険物災害等の特殊災害発生時における活動概要と広域応援の仕組み等について、具体例等を交えて概説する。 | | 大規模災害等発生時の活動と広域応援態勢の詳細を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 消防の任務Ⅰ-4警防業務(通信・指令管制、施設車両等管理) | 119番通報等の受信(覚知)から始まる一連の活動と、それを支える各種施設・設備・車両・装備等について具体例を交え概説する。 | | 活動の流れと、各種施設・設備・車両・装備等の詳細を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 消防の任務Ⅱ-1予防業務(火災予防と火災原因調査) | 火災原因調査と調査結果に基ずく火災予防対策の推進等について、具体例等を交えて概説する。 | | 火災原因調査の目的と、調査結果の活用状況の詳細を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 消防の任務Ⅱ-2予防業務(建築物の防火安全対策) | 消防法と建築基準法による建築物の防火安全対策と消防法にに基づく防火管理制度の概要について、具体例等を交えて概説する。 | | 建築物の防火管理制度とその詳細を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 12. | 消防の任務Ⅱ-3予防業務(危険物・火薬類取締・高圧ガス規制) | 危険性物質の指定と取扱い及び安全確保に関する諸法の大系と、消防法で指定する危険物の規制概要を、具体例等を交えて概説する。 | | 危険物質の種別と規制の詳細を調べる。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 消防組織法及び消防法と市町村火災予防条例 | 消防組織法及び消防法の各章と市町村火災予防条例等を概説する。 | | 消防組織法及び消防法の条文を読む。 | 4時間 | | | | | | | 14. | 関連諸法規及び関連諸資格 | 災害対策基本法・石油コンビナート等災害防止法等関連諸法の概要及び防火管理者・消防設備士等の関連諸資格について概説する。 | | 消防関連諸法規の条文を読む。 | 4時間 | | | | | | | 15. | まとめ及び消防吏員リクルート情報 | 授業を総括するとともに、最新の消防吏員及び職員採用情報を確認する。 | | 自治体の職員採用状況を調べる。 | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 定期試験とレポートの両方とも、①起承転結の論理構造、②説明の正当性、③実務への応用思考等を基準に評価する。暗記偏重ではなく、思考力に重点を置いた論理的記述を求める。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | 〇 | 〇 | 50% | | | | | | 授業内レポート | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業外レポート | 〇 | 〇 | ◎ | 50% | | | | | | 演習・実技 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | ― | ― | ― | 評価対象外 | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | 定期試験とレポートの原本は返却しないが、フィードバックを希望する学生には個別に答案用紙を複写・返却するなどの措置を講じる。 |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | ・時事的な事例を挙げて説明することがあるため、日々のニュース(主に国際面と社会面記事)をチェックしておくこと。 |
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関連科目 | | 社会の安全・安心概論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅴ、応用武道護衛、応用武道実技Ⅰ・Ⅱ |
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教科書 | | |
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参考書 | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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