科目ナンバリングC-SOS111J-05
科目コード133230
科目名法学
科目名(英語)Jurisprudence
学科全学科
学年1年
学期前期
授業形態
必修・選択の別
単位数2
担当教員清野 正哉
開講の別単独開講


実務経験の有無
参議院事務局・参議院法制局にて立案(法律案の作成・修正等)等の法制執務及び立法調査の実務に従事するとともに、地方自治体の行政不服審査会・個人情報保護審査会の会長等の実務経験を有する。なお、宮城県行政書士会会員でもある。
授業の概要
法学の扱うテーマは、日常・社会生活からビジネスの分野、国際社会までとその内容は幅広い。この授業では、法学の基本的な内容を取り上げるとともに、現代社会における身近なテーマ(例 自転車事故の法律問題)や社会人としても知っておくべきテーマ(例 ソーシャルメディア・AIの法律問題)と法との関わりについても取り上げ、考える講義を進めていきたい。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=901&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=315&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=446&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=461&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=476&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=441&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
授業の一般目標
日常生活での行為がもつ法的意味を理解し、社会的事象を法学的な観点から考えることができるようになる。そして、法学の自己学習ができるようになる。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域基本的な法律用語の意味と使用法を理解している。
情意的領域法的観点から社会問題を自ら考え、意見を組み立てて議論・論証する。
技能表現的領域
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域基本的な法律用語の意味と使用法を理解し、適切に応用できるようになる。
情意的領域法的観点から社会問題を自ら考え、理解し、意見を組み立てて議論・論証ができるようになる。
技能表現的領域
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
基本的な法律用語の意味と使用法を理解基本的な法律用語の意味と使用法を十分に理解し、適切に応用ができる。基本的な法律用語の意味と使用法を十分に理解している。基本的な法律用語の意味と使用法をある程度理解している。基本的な法律用語の意味と使用法をなんとか理解している。基本的な法律用語の意味と使用法の基本的な理解が必要
法的観点から社会問題を自ら考え、理解し、意見を組み立ての議論・論証について理解法的観点から社会問題を自ら考え、理解し、意見を組み立てて議論・論証ができる。法的観点から社会
問題を自ら考え、理解し、意見を組み立てて議論できる。
法的観点から社会
問題を自ら考え、理解し、意見を組み立ててある程度議論できる。
法的観点から社会
問題を自ら考え、理解し、意見を組み立てることができる。
法的観点から社会
問題を自ら考え、理解し、意見の組み立ての基本的な理解が必要。
授業計画(全体)
授業では、事前に配付するレジュメをベースに講義を進める。法学の授業で取り上げる法令については、例えば、e-Gov法令検索等で確認してください。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.ガイダンス

法学の扱うテーマと法との関わり1
授業の進め方、成績の評価方法について説明。法との関わりや問題を提示する。人の一生と法、家族の法、交通事故、ソーシャルメディアと法、契約と法等配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
2.法学の扱うテーマと法との関わり 2科学技術と法、AIと法、先端医療技術と法、犯罪と法等配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
3.法とは何か学生と法律関係、
法とは、日本人の法意識、法と道徳・倫理、法律と義務、法の種類、公法と私法、実体法と手続法
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
4.法の目的と法の歴史「Broken Windows理論」、「悪法も法か」、日本における法制度の歴史、今後の法制度・法規制のあり方配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
5.法律と条例話題のリベンジポルノ法、プロバイダ法、不正アクセス禁止法
法律と条例の違い、法律案と条例はそれぞれどのように制定されるか、条例と罰則
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
6.法の適用と解釈法の適用とは何か、法の解釈とは何か、文理解釈、 論理解釈、 縮小解釈、拡張解釈、反対解釈、類推解釈、事例・電気窃盗、ADR裁判外紛争解決手段 配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
7.家族・社会と法 1人の出生と家族、法的主体、制限能力者、成年後見制度と任意後見制度、先端医療技術と法(代理母、ゲノム、クローン規制)配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
8.家族・社会と法 2婚姻と離婚・夫婦別姓、再婚の自由(待婚期間)問題等、相続・遺言、
地域社会・隣人との法律関係 (例 隣人トラブル)、社会と法律関係(例 事故)
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
9.契約社会・取引社会と法 1契約とは何か、 「合意は拘束する」との法格言、意思表示の合致の手続き、契約の成立要件 (主観的要件、客観的要件)、契約書は必要か、契約の過程・結果のトラブル配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
10.契約社会・取引社会と法 2民法の典型契約(13種類)と非典型契約(例 秘密保持契約、共同研究開発契約、ライセンス契約)
実際の契約書
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
11.犯罪と刑罰・法犯罪とは何か、構成要件とは、違法性とは、有責性とは、正当防衛、緊急避難、刑罰とは、刑法の機能・基本原則
犯罪発生後の手続き・刑事手続き概要
配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
12.民事、刑事及び行政の法律関係民事の法律関係とは、刑事の法律関係とは、行政の法律関係とは(行政に関わる法と手続き)配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
13.インタ-ネット・ソーシャルメディアをめぐる法律問題 1情報コンテンツと関係する権利・利益 (プライバシー権、肖像権、パブリシティ権、名誉・名誉感情、著作権、商標権等)配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
14.インタ-ネット・ソーシャルメディアをめぐる法律問題 2インタ-ネット上の権利・利益を保護するための措置 自己の権利・利益を回復・救済するための権利の確認・取得、法による権利救済(例 プロバイター法による手続き)配付レジュメの学習のポイントの指摘4時間
15.科学技術と法科学技術の展開と法、AI (Artificial  Intelligence)と法・倫理の問題、科学技術と学問・研究の自由、技術者・研究者に対する管理・規制が必要か、国民の意見・合意は必要か4時間
成績評価方法(方針)
成績の評価は、基本的に、筆記試験による。課題のレポートの提出を行った場合には評価の際に考慮する。欠席日数は学生便覧「試験細則」による。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験100%(認知70:情意30)
授業内レポート評価対象外
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
課題のレポートを実施する場合は、授業内で指示します。なお、レポートを実施する場合は、授業の理解度等を判断・参考にするために行うもので、原則として返却はしません。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・配付するレジュメを必ず授業で携行すること。また、予習や復習にも活用してください。
関連科目
日本国憲法
教科書
書名著者出版社出版年
01配付するレジュメを使用
する。教科書はなし。
参考書
書名著者出版社出版年
01特になし。ただし、紹介することがあります。
オフィスアワー
いつでも対応しますが、事前に連絡をしてください。
GCR
担当教員の指示に従ってGCRに参加してください
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。