科目ナンバリングM-CSS031J-01
科目コード131180
科目名警備ビジネス論
科目名(英語)
学科現代武道学科
学年3年
学期前期
授業形態
必修・選択の別
単位数2
担当教員金 一坤
田中 智仁
開講の別オムニバス開講


実務経験の有無
警備員としての実務経験を有する(田中智)
授業の概要
近代社会の幕開け以降、今日に至る経済発展の中で、その産業構造の高度再編・多様化を伴い、IT、金融、流通等の経済のサービス化も進むとともに、都市化も急速に進展してきた。その一環で、生活安全産業として専門多様化した警備ビジネスにつき、経済学的視点と社会学的視点から考察し、今後の警備ビジネスのあり方について学ぶ。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=668&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=82&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=213&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=228&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=243&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=208&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
社会の安全・安心を確保する上で、大きな一翼を担う警備ビジネスについて、経済発展に伴いいかに誕生・発展・成熟を遂げてきたか、その果たす役割と生活安全産業としての産業構造と特性について経済学、社会学の両面から考察し、経済発展と警備ビジネスに関する基本的な知識を身につける。
授業の履修目標
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域社会の安全・安心に貢献する警備ビジネスの考察に必要な産業の基礎理解、もしくは、警備ビジネスの社会経済的役割のどちらか一方を説明できる。
情意的領域経済発展の中での警備ビジネスの役割を理解し、積極的に企業情報を収集するか、もしくは、警備ビジネス関連分野の展示会等に参加することができる。
技能表現的領域警備ビジネスの専門化を踏まえて適切な警備料金を算出するか、もしくは、警備計画を提案することができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
社会の安全・安心に貢献する警備ビジネスの考察に必要な産業の基礎理解、もしくは、警備ビジネスの社会経済的役割のどちらか一方を説明できる。社会の安全・安心に貢献する警備ビジネスの考察に必要な産業の基礎理解、もしくは、警備ビジネスの社会経済的役割のどちらか一方を極めて十分に説明できる。社会の安全・安心に貢献する警備ビジネスの考察に必要な産業の基礎理解、もしくは、警備ビジネスの社会経済的役割のどちらか一方を十分に説明できる。社会の安全・安心に貢献する警備ビジネスの考察に必要な産業の基礎理解、もしくは、警備ビジネスの社会経済的役割のどちらか一方をおおむねに説明できる。社会の安全・安心に貢献する警備ビジネスの考察に必要な産業の基礎理解、もしくは、警備ビジネスの社会経済的役割のどちらか一方を最低限に説明できる。社会の安全・安心に貢献する警備ビジネスの考察に必要な産業の基礎理解、もしくは、警備ビジネスの社会経済的役割のどちらか一方を全く説明できない。
経済発展の中での警備ビジネスの役割を理解し、積極的に企業情報を収集するか、もしくは、警備ビジネス関連分野の展示会等に参加することができる。経済発展の中での警備ビジネスの役割を理解し、積極的に企業情報を収集するか、もしくは、警備ビジネス関連分野の展示会等に参加することが極めて積極的にできる。経済発展の中での警備ビジネスの役割を理解し、積極的に企業情報を収集するか、もしくは、警備ビジネス関連分野の展示会等に参加することが積極的にできる。経済発展の中での警備ビジネスの役割を理解し、積極的に企業情報を収集するか、もしくは、警備ビジネス関連分野の展示会等に参加することがおおむねにできる。経済発展の中での警備ビジネスの役割を理解し、積極的に企業情報を収集するか、もしくは、警備ビジネス関連分野の展示会等に参加することが最低限にできる。経済発展の中での警備ビジネスの役割を理解し、積極的に企業情報を収集するか、もしくは、警備ビジネス関連分野の展示会等に参加することが全くできない。
警備ビジネスの専門化を踏まえて適切な警備料金を算出するか、もしくは、警備計画を提案することができる。警備ビジネスの専門化を踏まえて適切な警備料金を算出するか、もしくは、警備計画を提案することが極めて十分にできる。警備ビジネスの専門化を踏まえて適切な警備料金を算出するか、もしくは、警備計画を提案することが十分にできる。警備ビジネスの専門化を踏まえて適切な警備料金を算出するか、もしくは、警備計画を提案することがおおむねにできる。警備ビジネスの専門化を踏まえて適切な警備料金を算出するか、もしくは、警備計画を提案することが最低限にできる。警備ビジネスの専門化を踏まえて適切な警備料金を算出するか、もしくは、警備計画を提案することが全くできない。
授業計画(全体)
第1回から第10回までを金一、第11回から第15回までを田中智が講義する。金一は主にICTやドローンなどの機械化の情勢について、田中智は主に日本の警備業の産業構造と社会変化に伴う警備ニーズの変遷を概説する。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.警備業の誕生と警備業務(金一)警備業の誕生経緯と自主防犯活動を補完代行する生活安全産業としての警備業について概説する。配付資料参照4時間
2.日本経済の成長と警備業の発展①(金一)高度経済成長期での警備業の創生とそれに伴う警備業の急激な成長・発展等について概説する。配付資料参照4時間
3.日本経済の成長と警備業の発展②(金一)バブル崩壊及びリーマンショックによる日本経済の低迷期に対応した警備業の成長・発展について概説する。配付資料参照4時間
4.警備業が直面する課題と挑戦①(金一)警備業の社会的地位向上と慢性的な人材不足解決に向けた課題と対策及び警備業の将来像について概説する。配付資料参照4時間
5.警備業が直面する課題と挑戦②(金一)東京オリンピック・パラリンピック警備の概要と課題及び大規模災害時における警備業の役割等について概説する。配付資料参照4時間
6.4次産業と警備業①(金一)1.4次産業革命の理解、2.警備業務とICT(デジタルトランスフォーメーション、DX)配布資料参照4時間
7.4次産業と警備業②(金一)1.5Gと警備業、2.機械警備とセキュリティデバイスの進化(VR,ドローンなど)①配布資料参照4時間
8.4次産業と警備業③(金一)1.5Gと警備業、2.機械警備とセキュリティデバイスの進化(VR,ドローンなど)②配布資料参照4時間
9.4次産業と警備業④(金一)1.警備業とドローンセキュリティビジネス、2.ドローンセキュリティマーケットと事例配布資料参照4時間
10.4次産業と警備業⑤(金一)1.警備業とドローンセ災害対策、2.ドローン災害事例と知識配布資料参照4時間
11.警備業の産業構造①(田中智)請負業と派遣業の違いを踏まえ、警備員に対する指揮命令系統と労働環境について概説する。労働者派遣法の内容を調べる。4時間
12.警備業の産業構造②(田中智)警備料金や労務単価がどのように決定されているのか、ダンピングや下請け構造を踏まえて概説する。交通誘導警備業務の警備料金を試算する。4時間
13.警備業と雑踏・人口集中①(田中智)なぜ雑踏が生まれ、そこで発生する事故が問題視されるようになったのか等、過去の雑踏事故とその社会的背景を踏まえて概説する。高度経済成長期の人口動態を調べる。4時間
14.警備業と雑踏・人口集中②(田中智)弥彦神社雑踏事故と明石歩道橋事故を題材として、高度経済成長期の人口集中について概説する。明石歩道橋事故の調査報告書を読む。4時間
15.警備業と監視社会(田中智)警備業や防犯設備業が提供する監視カメラやセンサー等が、人々のプライバシーにどのような影響を与えるのかについて概説する。防犯設備の市場規模を調べる。4時間
成績評価方法(方針)
①起承転結の論理構造、②経済学的及び社会学的な説明の妥当性、③実務への応用思考等を基準に評価する。暗記偏重ではなく、思考力に重点を置いた論理的記述を求める。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験50%
授業内レポート評価対象外
授業外レポート50%
演習・実技評価対象外
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
定期試験およびレポートの原本は返却しないが、フィードバックを希望する学生には研究室にて個別に答案用紙を複写・返却するなどの措置を講じる。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・「社会の安全・安心概論Ⅴ」の内容が基礎知識になるため、復習しておくことが望ましい。
・「社会の安全・安心概論Ⅴ」を履修していないの者の受講も可能であるが、警備業務の種類と特徴を予習しておくことが望ましい。
・経済学及び社会学の基礎知識がない者の受講を想定しているが、可能な限り経済学及び社会学を予習しておくことが望ましい。
関連科目
社会の安全・安心概論Ⅴ
教科書
書名著者出版社出版年
01特に指定しない
参考書
書名著者出版社出版年
01警備ビジネスで読み解く日本田中智仁光文社2018
オフィスアワー
火曜日12:40~14:10(金一)
GCR
mdxvzcr
mdxvzcr
mdxvzcr
その他
il-kim@sendai-u.ac.jp
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。