科目ナンバリングC-SOS111J-06
科目コード122180
科目名歴史学入門
科目名(英語)Introduction to History
学科全学科
学年1年
学期前期
授業形態
必修・選択の別
単位数2
担当教員藪 耕太郎
開講の別単独開講


実務経験の有無
授業の概要
中学校や高校で学んだ歴史の授業や歴史小説、あるいは歴史を題材としたマンガ、アニメ、ゲーム。それらと学問としての歴史学とは何が異なるのだろう。歴史学とは、歴史的な事件や人物を丸暗記するものでもなければ、トリビアルな豆知識を得る手段でもない。本授業では、学問としての歴史学とは何か、あるいは歴史を学ぶことの意味とは何か、について概説する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=800&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=214&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=345&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=360&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=375&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=340&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
授業の一般目標
歴史学的な思考や視点を修得することを目標とする。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域歴史学の基礎的な用語や概念を理解する。
情意的領域歴史事象について歴史学的視点から考察する。
技能表現的領域専門用語や概念を駆使して歴史事象を説明する。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域歴史学の基礎的な用語や概念を理解できる。
情意的領域歴史事象について歴史学的視点から考察できる。
技能表現的領域専門用語や概念を駆使して歴史事象を説明できる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
歴史学の基礎的な用語や概念を理解できる。歴史学の基礎的な用語や概念を極めて十分に理解できる。歴史学の基礎的な用語や概念を十分に理解できる。歴史学の基礎的な用語や概念を概ね理解できる。歴史学の基礎的な用語や概念をある程度理解できる。歴史学の基礎的な用語や概念を理解できていない。
歴史事象について歴史学的視点から考察できる。歴史事象について歴史学的視点から極めて十分に考察できる。歴史事象について歴史学的視点から十分に考察できる。歴史事象について歴史学的視点から概ね考察できる。歴史事象について歴史学的視点からある程度考察できる。歴史事象について歴史学的視点から考察できない。
専門用語や概念を駆使して歴史事象を説明できる。専門用語や概念を駆使して歴史事象を極めて十分に説明できる。専門用語や概念を駆使して歴史事象を十分に説明できる。専門用語や概念を駆使して歴史事象を概ね説明できる。専門用語や概念を駆使して歴史事象をある程度説明できる。専門用語や概念を駆使して歴史事象を説明できない。
授業計画(全体)
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.ガイダンス本授業の全体の構想および流れについて説明する。事前にシラバスを熟読しておく。4時間
2.歴史を学ぶことの意味現在に生きる私たちが過去を知ることにどのような意味があるのか、という点について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
3.歴史学の歴史歴史学の系譜をひもときながら、時代ごとの歴史学の社会的な位置や意義について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
4.グローバル化時代の歴史学近年における歴史学の新たな潮流とその特徴について講義する。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
5.ふりかえり①第2回から第4回の授業内容を振り返りながら、補足説明やフィードバックを実施する。これまでの授業内容を再確認し、理解が不十分な点を抽出しておく。4時間
6.民主主義の原型古代ギリシャにおけるポリス社会の政治制度について理解を深める。。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
7.ポピュリズムを育む土壌古代ローマにおける「パンとサーカス」を事例にポピュリズムのありかたについて理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
8.心身観の変容中世ヨーロッパ世界におけるキリスト教的価値観を踏まえて、当時の人々の心身観について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
9.ふりかえり②第6回から第8回の授業内容を振り返りながら、補足説明やフィードバックを実施する。これまでの授業内容を再確認し、理解が不十分な点を抽出しておく。4時間
10.理性の時代理性という概念の誕生と展開について、近世フランスを事例に理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
11.公共の思想パブリシティという概念の成立と展開について、市民社会の成熟過程との連関において理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
12.啓蒙の二面性啓蒙という概念の成立と展開の過程に臨みながら、啓蒙が行き着くひとつの帰結について理解を深める。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
13.ふりかえり③第10回から第12回の授業内容を振り返りながら、補足説明やフィードバックを実施する。これまでの授業内容を再確認し、理解が不十分な点を抽出しておく。4時間
14.創られた伝統①「初詣」を事例にして「初詣=日本古来の伝統的な慣習」とみなされていく過程と理由を辿る。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
15.創られた伝統②「相撲」を事例にして「相撲=日本古来の神事に由来する神聖な文化」とみなされていく過程と理由を探る。事前にレジュメおよび指定された文献等を熟読しておく。4時間
成績評価方法(方針)
成績は授業ごとに課すレポート課題および期末課題によって総合的に評価する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート70
授業外レポート評価対象外
演習・実技評価対象外
授業態度30
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
提出されたレポートのうち、優れた内容のものについては授業時間内にフィードバック(講評)を実施する。また全レポートは採点のうえ、希望者に返却する。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うだけでなく、積極的に歴史学の入門書を読むなど、意欲的な学修態度を示して欲しい。推薦図書(参考書)は授業時間内に適宜提示する。
関連科目
歴史と人間
教科書
書名著者出版社出版年
01使用しない。
参考書
書名著者出版社出版年
01授業時間内に提示する。
オフィスアワー
月曜2限(10:20-11:50)
GCR
eqjscxq
その他
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。