科目ナンバリングH-HEA321J-01、N-SOW031J-01
科目コード967090
科目名精神保健学
科目名(英語)Mental Health
学科健康福祉学科、スポーツ栄養学科
学年3年
学期集中
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員氏家 靖浩
開講の別単独開講


実務経験の有無
医療法人、社会福祉法人、保健所、自治体において心の健康相談カウンセラーの実務経験を有する。精神保健福祉士、公認心理師。
授業の概要
心の健康と病理について学ぶ。はじめに精神分析理論やライフサイクルについて、ついで代表的な精神疾患について、そして高齢社会の大きな課題である認知症について学習する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
授業で学んだことを、自らのメンタルヘルスに活かしていくことを目標とする。家庭や職場において活用できる、いわば心の知恵を身につける。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域心の危機と精神疾患についての理解
情意的領域心のケア
技能表現的領域
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域ライフサイクルにおける心の危機と、代表的な精神疾患について理解している。
情意的領域自分自身も含めた心のケアについて考察できる。
技能表現的領域
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
ライフサイクルにおける心の危機と代表的な精神疾患十分な知識を有し他者に説明できる十分な知識を持っている基本的な知識を持っている最低限の知識を持っている知識が不十分である
自分自身も含めた心のケア十分な知識を有し他者に説明できる十分な知識を持っている基本的な知識を持っている最低限の知識を持っている知識が不十分である
授業計画(全体)
集中開講、講義形式である。予習→受講→復習という学修のスタイルを確立し反転学習、アクティブラーニングによって楽しんで積極的に学んで欲しい。なお大学のコロナウイルス対策に関するガイドラインに準拠し、感染予防に注意を払い、原則として対面授業とするが資料の提示や実習と重なった場合、また学習効果が明確な場合は大学の指定するGoogle class roomを通して行う。対面とオンラインは併用するので情報を随時確認して欲しい。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.心の中の世界①フロイトの古典的精神分析理論による神経症理論や精神性的発達論等。無意識という人間活動の基盤を成している心の構造を学ぶ。授業内で指示します。4時間
2.心の中の世界②精神分析理論の発展としてのクラインやビオンの対象関係論。投影同一化という心の働きを鍵概念として心の世界の理解を進める。授業内で指示します4時間
3.ライフサイクルエリクソンのライフサイクル論の紹介。乳幼児発達論、青年期等の発達課題、中年期危機、女性特有の危機、老年期の理解等を学ぶ。授業内で指示します4時間
4.ストレスとは何かセリエなどによるストレス理論の紹介。強いストレスや虐待などによる引き起こされる外傷後ストレス障害と関連の心的障害の紹介。授業内で指示します4時間
5.対象喪失について人生のなかで遭遇する大切なものの喪失体験、その受容と心の成熟という心理過程について解説する。授業内で指示します4時間
6.統合失調症の理解疫学、成因、症状、経過、治療、保健福祉サポートについて解説する。授業内で指示します4時間
7.うつ病の理解疫学、成因、症状、経過、治療、各病期における周囲の接し方について解説する。授業内で指示します4時間
8.躁うつ病の理解疫学、成因、症状、経過、治療について解説する。授業内で指示します4時間
9.自閉症の理解疫学、診断、症状、家庭、教育機関、就労現場での対応とサポートについて解説する。授業内で指示します4時間
10.認知症のBPSDについてBPSDの成り立ち、物とられ妄想、BPSDに対するケアおよび薬物療法とその注意点について解説する。授業内で指示します4時間
11.認知症の医学的理解脳の損傷によって現れる高次脳機能障害を、本人の体験世界とともに解説する。授業内で指示します4時間
12.認知症の心理的理解老いて脳を患うことの心理状況を、「孤立」と「支配」をキーワードに解説する。授業内で指示します4時間
13.認知症のスピリチュアルケア認知症高齢者の介護や看取りを通して学ぶナラティブな関わりについて解説する。授業内で指示します4時間
14.スピリチュアリティと良心フランクルやナイチンゲールのことばを通して「人間の無垢な良心」について考察する。授業内で指示します4時間
15.震災とスピリチュアリティ3・11を振り返りながら、ケアの現場で試されたスピリチュアリティについて考察する。授業内で指示します4時間
成績評価方法(方針)
授業内レポート(30%)、授業外レポート(70%)で評価する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験評価対象外
授業内レポート30%
授業外レポート70%
演習・実技評価対象外
授業態度減点あり
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
レポートの実施に関しては、授業内で指示します。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・原則として聴講とレポート提出を単位取得の要件とする。
・授業態度が悪い者は、成績評価から減点する。
関連科目
人の心と行動
教科書
書名著者出版社出版年
01精神医学と精神医療高岡健・古屋龍太弘文堂2023
参考書
書名著者出版社出版年
01特に指定しない
オフィスアワー
金曜 16時~17時30分
GCR
csvtw62
その他
授業担当者のアドレス ys-ujiie@sendai-u.ac.jp  ただし必ず「授業名、受講者の学籍番号と名前」を記して送信すること。
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。