科目ナンバリング		S-TRM322J-01

科目コード		534010

科目名		（自由科目）スポーツトレーナー演習

科目名（英語）		Seminar of Sports Trainer

学科		スポーツ栄養学科

学年		２年

学期		後期

授業形態		演習

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		小勝　健司内丸　　仁小田　桂吾白坂　牧人高橋　弘彦高橋　陽介竹村　英和真野　芳彦山口　貴久

開講の別		同時開講

実務経験の有無

身体能力測定およびアスレティックトレーナーとして様々なスポーツ現場での実務経験を有する

授業の概要

スポーツトレーナーには、子どもから高齢者の健康・体力づくりやトップアスリートの傷害予防と競技力向上をサポートすることから、各種データの分析結果に基づいた評価およびプログラム立案を行うことが必要となる。本演習では、スポーツトレーナーとして必要な基本的能力を身につけるために各種データの分析・活用方法や実践法について実務経験を活かした演習を行う。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■	■		■

体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

健康福祉学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku

スポーツ栄養学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ栄養学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo

スポーツ情報マスメディア学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ情報マスメディア学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media

現代武道学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

現代武道学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd

子ども運動教育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

子ども運動教育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm

アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）	■

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク	■

	プレゼンテーション

	実習	■

	フィールドワーク

授業の一般目標

授業は少人数によるグループ形式での実施を基本とし、原則としてスポーツトレーナー実習で得られた個々の測定結果などについて、基本的な統計処理や図表の作成を行い、集計結果を基にディスカッションを行う。また、各テーマの内容に応じて授業内もしくは授業外レポートを提出させることで、理解度・到達度の確認を行う。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	各種分析結果に基づいた情報収集ができ、データ処理や活用法に関する知識について、十分に理解している。

■	情意的領域	スポーツトレーナーとして、対象者のニーズに応じたサポート活動に取り組むことができる。

■	技能表現的領域	スポーツトレーナーとして活動するための各種データ分析や評価、管理を実践することができる。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	各種分析結果に基づいた最低限の情報収集ができ、データ処理や活用法に関する知識について、最低限理解している。

■	情意的領域	スポーツトレーナーとして、対象者のニーズに応じたサポート活動に最低限取り組むことができる。

■	技能表現的領域	スポーツトレーナーとして活動するための各種データ分析や評価、管理を最低限実践することができる。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

各種分析結果に基づいた情報収集とデータ処理や活用法に関する知識について。	各種分析結果に基づいた情報収集ができ、データ処理や活用法に関する知識について、十分に理解し他人に説明することができる。	各種分析結果に基づいた情報収集ができ、データ処理や活用法に関する知識について、十分に理解している。	各種分析結果に基づいたある程度の情報収集ができ、データ処理や活用法に関する知識について、ほぼ理解している。	各種分析結果に基づいた最低限の情報収集ができ、データ処理や活用法に関する知識について、最低限理解している。	各種分析結果に基づいた情報収集ができない。データ処理や活用法に関する知識について、理解していない。

スポーツトレーナーとして、対象者のニーズに応じたサポート活動への取り組み。	高いレベルでスポーツトレーナーとして、対象者のニーズに応じたサポート活動に取り組むことができる。	スポーツトレーナーとして、対象者のニーズに応じたサポート活動に取り組むことができる。	スポーツトレーナーとして、対象者のニーズに応じたサポート活動にある程度取り組むことができる。	スポーツトレーナーとして、対象者のニーズに応じたサポート活動に最低限取り組むことができる。	スポーツトレーナーとして、対象者のニーズに応じたサポート活動に取り組むことができない。

スポーツトレーナーとして活動するための各種データ分析や評価、管理の実践能力。	高いレベルでスポーツトレーナーとして活動するための各種データ分析や評価、管理を実践することができる。	スポーツトレーナーとして活動するための各種データ分析や評価、管理を実践することができる。	スポーツトレーナーとして活動するための各種データ分析や評価、管理をある程度実践することができる。	スポーツトレーナーとして活動するための各種データ分析や評価、管理を最低限実践することができる。	スポーツトレーナーとして活動するための各種データ分析や評価、管理を実践することができない。

授業計画（全体）

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション	スポーツトレーナーとして各種データの分析・活用方法や実践法を理解する必要性、授業目標と進め方、成績評価について説明する。		シラバスを熟読する。授業を基に関連内容を調べる。	４時間

2.	体力測定Ⅰ（評価・活用）	文部科学省の新体力テスト（20～64歳用）について、評価方法や活用方法を説明する。		新体力テストの評価・活用方法を授業前後でまとめる。	４時間

3.	体力測定Ⅱ（評価・活用）	文部科学省の新体力テスト（65～79歳用）について、評価方法や活用方法を説明する。		新体力テストの評価・活用方法を授業前後でまとめる。	４時間

4.	心拍数・心電図	ステップテスト前後の心拍数の変動レポートをもとに、運動強度や心理的ストレス、持久力、コンディション等について討論する。		心拍数の評価・活用方法を授業前後でまとめる。	４時間

5.	形態計測	前期の実習で測定した値を基に、体格指数を算出・評価する。また、生物学的法則による比較を行う。		形態計測結果の評価・活用方法を授業前後でまとめる。	４時間

6.	エネルギー代謝	前期の実習で得られたデータを基に、安静時・活動時代謝の測定法や1日の総エネルギー消費量などに関する説明および演習を行う。		エネルギー代謝の評価・活用方法を授業前後でまとめる。	４時間

7.	筋力・筋パワー	前期の実習で得られたデータを基に、無酸素パワーについて評価する。		無酸素パワーの評価・活用方法を授業前後でまとめる。	４時間

8.	触診（体表解剖）	体表からランドマークとなる部位（骨、筋、腱）を触診技術と評価方法を演習により学ぶ。		解剖図と触診による当該部位の確認を、授業前後でまとまる。	４時間

9.	関節可動域	骨のランドマークを触知し、関節の基本軸と移動軸を学んで、関節可動域測定を実践する。		関節可動域の測定方法を授業前後でまとめる。	４時間

10.	筋力測定	BIODEXによる筋力測定の結果を用いて、それぞれのデータの分析方法を解説する。		BIODEXを用いた筋力評価方法を授業前後でまとめる。	４時間

11.	姿勢、アライメント測定	姿勢や静的アライメントについての解説と評価について演習により学ぶ。		姿勢や静的アライメントの評価とリスクについて授業前後でまとめる。	４時間

12.	バランス測定	バランス能力とその測定方法について解説する。		バランス能力の評価・活用方法を授業前後でまとめる。	４時間

13.	動的アライメント	スクワット、ランジなどを動画撮影し、動的アライメントや運動連鎖について解説する。		動的アライメントとの評価とリスクについて授業前後でまとめる。	４時間

14.	立ち幅跳び、垂直跳びの活用	フィットネステストで実施する立ち幅跳びや垂直飛びの関係性や現場での活用法について解説する。		立ち幅跳び、垂直跳びのデータの評価、活用について授業前後でまとまる。	４時間

15.	スポーツ選手の栄養・食事管理	スポーツ選手の食事環境と生活リズムを考え、コンディショニング管理を栄養学的観点から解説する。		スポーツ選手の食事管理のありかたを授業前後でまとめる。	４時間

成績評価方法（方針）

評価は、演習・実技の実施状況（授業に対する取り組み；50％）および授業内レポート（50％）に基づき行う。なお、2/3以上の出席がない場合は評価対象外とし、無断欠席や遅刻、授業態度に問題のある場合は減点する。レポートは授業内容を振り返り、理解度を高める目的で課していることから、作成中あるいは作成後の疑問点等について随時、質問を受け付けたうえでフィードバックを行う。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	―	―	―	評価対象外

授業内レポート	◎	〇	◎	50%

授業外レポート	―	―	―	評価対象外

演習・実技	◎	〇	◎	50%

授業態度				減点あり

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

提出されたレポートは、コメントを付したうえで返却する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・スポーツトレーナーコース所属学生向けの授業である（コース必修）。
・スポーツトレーナーコース以外の学生は、スポーツトレーナー実習の単位を修得済であること、または資格取得の関係から今後の履修予定が明確であることを履修の条件とする。
・授業の詳細を1回目の授業にて連絡するので必ず出席すること。
・Excel・Word・PowerPointの基本操作ができることが望ましい。