科目ナンバリング		T-fye342J-01

科目コード		533130

科目名		教職実践演習（栄養教諭）

科目名（英語）		Seminar for Teaching Profession

学科		スポーツ栄養学科

学年		４年

学期		後期

授業形態		演習

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		平良　拓也真木　瑛

開講の別		同時開講

実務経験の有無

小学校での教員経験を有する

授業の概要

次のテーマについて演習を行う。①教師としての使命感、責任感、教育的愛情、②社会性、対人関係能力、③児童生徒理解、④学校給食管理、⑤食に関する指導力。授業は、各テーマに関する簡単な講義ののち、テーマにそくして指導案の作成、模擬授業（場面指導）、グループ討議、事例検討等を適切に組み合わせ、教員の指導のもと、学生が主体となって進める。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

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体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

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健康福祉学科

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スポーツ情報マスメディア学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）	■

	反転学習	■

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク	■

	プレゼンテーション

	実習	■

	フィールドワーク	■

授業の一般目標

栄養教諭として学修してきた理論、演習、実習を基にして、栄養教諭に求められている教育的使命の確認並びに学校現場における食育推進の核となる実践的指導力向上に結びつく資質能力形成を図る。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	栄養教諭としての実践的指導力について十分に理解する。

■	情意的領域	教職の実践的指導力についての理解と指導力形成に向けての各研修会等へ主体的に参加する意欲をもつ。

■	技能表現的領域	教職の実践的指導についての基礎的・基本的技能を十分に習得する。

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	栄養教諭としての実践的指導力について理解する。

■	情意的領域	教職の実践的指導力についての理解と指導力形成に向けての各研修会等へ参加する意欲をもつ。

■	技能表現的領域	教職の実践的指導についての基礎的・基本的技能を習得する。

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

栄養教諭としての実践的指導力の理解	栄養教諭としての実践的指導力について十分に理解し、他者に説明できる。	栄養教諭としての実践的指導力について十分に理解する。	栄養教諭としての実践的指導力についてほぼ理解する。	栄養教諭としての実践的指導力について最低限理解する。	栄養教諭としての実践的指導力について理解していない。

指導力形成のための研修会への参加意欲	教職の実践的指導力についての理解と指導力形成に向けての各研修会等へ主体的に参加し、他者に説明しようとする意欲をもつ。	教職の実践的指導力についての理解と指導力形成に向けての各研修会等へ主体的に参加する意欲をもつ。	教職の実践的指導力についての理解と指導力形成に向けての各研修会等へ比較的主体的に参加する意欲をもつ。	教職の実践的指導力についての理解と指導力形成に向けての各研修会等へ参加する意欲をもつ。	教職の実践的指導力についての理解と指導力形成に向けての各研修会等へ参加する意欲がない。

実践的指導の技能習得	教職の実践的指導についての基礎的・基本的技能を十分に習得し、他者に説明できる。	教職の実践的指導についての基礎的・基本的技能を十分に習得する。	教職の実践的指導についての基礎的・基本的技能をほぼ習得する。	教職の実践的指導についての基礎的・基本的技能を最低限習得する。	教職の実践的指導についての基礎的・基本的技能を習得出来ていない。

授業計画（全体）

（１）各授業テーマと内容にそくして演習を実施する。（２）授業テーマによって、現場教員による教育研究会や教育委員会が主催する講習会や各学校主催の公開研究会等への参加と課題レポートを実施する。（３）教育実習の報告レポートを発表や振り返りを行う。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	ガイダンス	担当教員の紹介、授業の目標と進め方、シラバス説明、成績評価の方法		シラバスを熟読すること	４時間

2.	教師としての使命感、責任感、教育的愛情（１）	テーマに関する講義を中心に、教師の求められる資質について確認する。		自身の栄養教育実習の内容をまとめておくこと。	４時間

3.	教師としての使命感、責任感、教育的愛情（２）	教育実習を振り返りながら、テーマに関する内容をグループごとに討議する。		教育実習を振り返りながら、テーマに関する内容をグループごとに討議する。	４時間

4.	教職員、保護者や地域の方々との人間関係の構築（１）	テーマに関する講義を中心に、教育経営における人間関係の在り方について確認する。		自身の教育実習の内容をまとめておくこと	４時間

5.	教職員、保護者や地域の方々との人間関係の構築（２）	教育実習を振り返りながら、テーマに関する内容をグループごとに討議する。		クラスメートの栄養教育実習から気づいた点をまとめておくこと。	４時間

6.	食に関して問題を抱える生徒の理解と教師の対応①（事例研究）	実際の課題事例を中心に、グループごとに討議し、発表する。		実際の課題事例を中心に、グループごとに討議し、発表する。	４時間

7.	食に関して問題を抱える生徒の理解と教師の対応②（事例研究）	実際の課題事例を中心に、グループごとに討議し、発表する。		実際の課題事例を中心に、グループごとに討議し、発表する。	４時間

8.	特別活動・課外活動の指導	各自、栄養教育実習の実施内容や体験から得られた成果について発表する。		実際の課題事例を中心に、グループごとに討議し、発表する。	４時間

9.	食の指導力向上（１）　グループワーク	栄養教育実習の実施内容や体験から得られた成果をもとに、グループワークによる指導案の検討を行う。		実際の課題事例を中心に、グループごとに討議し、発表する。	４時間

10.	食の指導力向上（２）　グループワーク	栄養教育実習の実施内容や体験から得られた成果をもとに、グループワークによる指導案の検討を行う。		実際の課題事例を中心に、グループごとに討議し、発表する。	４時間

11.	食の指導力向上（３）　模擬授業・個別指導のロールプレイング	栄養教育実習での指導の成果をもとに、個別指導のロールプレイングを行う。		クラスメートの栄養教育実習から学んだことをまとめておくこと。	４時間

12.	食の指導力向上（４）　学校現場の見学・調査	学校現場（共同調理場を含む）の見学・調査を行う。		見学・調査内容をまとめておくこと	４時間

13.	食の指導力向上（５）　グループ討議	学校給食管理（調理・栄養士の職務を含む）についての講義・グループ討議を行う。		講義・グループ討議の内容をまとめておくこと。	４時間

14.	食の指導力向上（６）	次年度栄養教育実習を予定している３年生に対して、これまでの学びで得られた内容をまとめて「指導力とは何か」を伝える。		栄養教諭としての指導力についてまとめておくこと。	４時間

15.	良き教師になるための課題の再確認	本授業を通してテーマに関する内容をグループ討議し、今後に向けての課題を再確認する。		本授業のまとめをしておくこと。	４時間

成績評価方法（方針）

受講者の課題への取り組み状況、積極性、課題の達成度について協議し、総合的に成績を評価する。欠席に関してはやむを得ない理由がある場合を除き、原則として認めない。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	―	―	―	評価対象外

授業内レポート		〇		10%

授業外レポート	◎	◎		10%

演習・実技	◎	〇	◎	80%

授業態度		◎	〇	減点あり

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

提出されたレポート類は、授業の中で解説したり、ディスカッションを行ったりしながら返却する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

本演習で取り上げる内容は、教師として必ず身に付けておかなければならないものであるので、各時間ともに真剣に受講すること。栄養教諭になることを希望する学生が中心に受講することになるので、各テーマにおける演習では自らが積極的に運営する気持ち出取り組んでほしい。また、教育研修センターや学校における公開研究会等への参加の際には、自らの課題意識をしっかり持って臨むこと。