実務経験の有無 | | |
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授業の概要 | | 生徒指導は教育相談・学習指導と同様に重要な機能概念である。本授業は生徒指導を基本に養護教諭及び栄養教諭の専門性を生かしながら生徒とどのように関わるかを講義する。また、様々な生徒指導上の課題に対し、学校全体の組織運営上の協働的な養護教諭・栄養教諭の意味あるあり方、健康相談・食育等における実践的課題解決に向けた望ましい支援のあり方を体系的な講義とともに討議を通しながら明らかにする。 |
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DPとの関連性 | | |
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体育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku |
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. | | 健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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健康福祉学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku |
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. | | スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ栄養学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo |
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. | | スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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スポーツ情報マスメディア学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media |
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. | | 現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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現代武道学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd |
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. | | 子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。 |
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子ども運動教育学科 | | https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm |
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アクティブ・ラーニングについて | | |
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授業の一般目標 | | 生徒指導の意義・原理・目的・内容・方法等や学校内外における生徒指導体制と連携、教育相談、健康相談、発達障害、食育、危機管理、食物アレルギー等を理解する。さらに、学校現場における様々な生徒指導上の現状と課題を理解し、養護教諭・栄養教諭の立場から、すべての児童生徒のそれぞれの人格のよりよい発達と学校生活が有意義で、興味深く、充実したものになる教育活動に繋げられるように考察する。 |
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授業の履修目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 生徒指導の意義や目的・原理・内容・方法等について理解し、また、養護教諭・栄養教諭として生徒指導上の現状と課題を把握し、より望ましい生徒指導のあり方を指摘できるとともに、専門性を生かした児童生徒との関わり方について理解する。 | | | | ■ | 情意的領域 | 多様化する児童生徒について理解を深めるとともに、学校・家庭・関係機関との連携を密に、充実した学校生活が送れるような支援について理解を深める。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 生徒指導は組織的に行い、それぞれが連携を図りながら行うことが重要であることを理解する。 | | | |
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授業の到達目標 | | | | | | 対象 | 領域 | 内容 | | | | ■ | 認知的領域 | 生徒指導の意義や目的・原理・内容・方法等について説明できる。また、養護教諭・栄養教諭として生徒指導上の現状と課題を把握し、より望ましい生徒指導のあり方を指摘できるとともに、専門性を生かした児童生徒との関わり方について考察する。 | | | | ■ | 情意的領域 | 授業に真剣に取り組むことを通し、養護・栄養教諭として児童生徒や集団にとって有意義で興味深く、充実した学校生活が送れるような支援を目指し、他の教員と協働しながら具体的な課題解決に向けて思考・判断し、生徒指導を実践する力を養うことができる。 | | | | ■ | 技能表現的領域 | 生徒指導は児童生徒の日々の観察が重要であり、それらの情報を学校全体で共有することが大切であることを理解する。 | | | |
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ルーブリック | | | | | | | | | 評価項目 | 評価基準 | | | | | | 十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている | 十分に達成している 【履修目標】 | おおむね達成している | 最低限達成している 【到達目標】 | 達成していない | | | | | | 秀 | 優 | 良 | 可 | 不可・放棄 | | | | | | | 生徒指導の意義や目的・原理・内容・方法等について理解する。 | 生徒指導の意義や目的・原理・内容・方法等について十分理解し、他人に説明ができる。 | 生徒指導の意義や目的・原理・内容・方法等について十分理解している。 | 生徒指導の意義や目的・原理・内容・方法等についてほぼ理解している。 | 生徒指導の意義や目的・原理・内容・方法等について最低限理解している。 | 理解していない。 | | | | | | | 多様化する児童生徒について理解を深めることができる。 | 多様化する児童生徒について十分理解を深め、他人に説明することができる。 | 多様化する児童生徒について十分理解を深めることができる。 | 多様化する児童生徒についてほぼ理解を深めることができる。 | 多様化する児童生徒について最低限の理解を深めることができる。 | 理解していない。 | | | | | | | 生徒指導は児童生徒の日々の観察とそれらの情報を学校全体で共有することが大切であることを理解できる。 | 生徒指導は児童生徒の日々の観察とそれらの情報を学校全体で共有することが大切であることを十分理解し、他人に説明できる。 | 生徒指導は児童生徒の日々の観察とそれらの情報を学校全体で共有することが大切であることを十分理解している。 | 生徒指導は児童生徒の日々の観察とそれらの情報を学校全体で共有することが大切であることをほぼ理解している。 | 生徒指導は児童生徒の日々の観察とそれらの情報を学校全体で共有することが大切であることを最低限理解している。 | 理解していない。 | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
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授業計画(全体) | | 3人の教員がオムニバス形式で、各授業のテーマに沿った講義が中心となる。内容により実践的課題解決力に結びつくようなアクティブラーニング的手法(集団討議による)を取り入れた授業展開も行う。とりわけ学校外における教育臨床への参加や主体的な学習は授業内容の実践的力量が高められるよい機会となるので、より深い理解と実践力の向上に向け、授業外学習への主体的な取組みや自主的な教育ボランティア等の参加を勧める。 |
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授業計画(各回のテーマ等) | | | | | | | | | No | テーマ | 内容 | オンライン授業 | 授業外学修 | 時間数 | | | | | | | 1. | オリエンテーション及び生徒指導の基本的な進め方(1) | 免許取得上の授業の位置づけ、授業計画と内容、成績評価・留意事項等について説明する。生徒指導の意義と目的・方法を解説する。 | | シラバス・教科書(生徒指導提要)p11~30を予習する | 4時間 | | | | | | | 2. | 生徒指導の基本的な進め方(2) | 自己指導能力を育成する生徒指導の方法と三機能並びに生徒指導の形態(個別指導・集団指導)と校内外体制と連携を解説する | | 教科書p23~37、68~80を予習する | 4時間 | | | | | | | 3. | 生徒指導と養護教諭・栄養教諭の職務 | 養護教諭・栄養教諭の役割と校内組織との関係、並びにそれぞれの職務と生徒指導上の課題と対策のあり方について解説する | | 学習プリントやWeb・図書館等で復習し、さらに深める | 4時間 | | | | | | | 4. | 個別の課題に対する生徒指導(1) | いじめ・不登校の定義と様相、構造を解説する | | 教科書p125~139を予習する | 4時間 | | | | | | | 5. | 個別の課題に対する生徒指導(2)
支援を要する家庭状況 | 1 家庭の養育機能と行政の役割 2 ヤングケアラーの理解 3 まとめ | | 教科書p280~290を予習する | 4時間 | | | | | | | 6. | 食育とは何か | 食育基本法や食育推進基本計画について概説し、食育の意義を説明し、理解させるとともに様々な課題への実践的な対応を説明する。 | | 資料をもとに食育に対する理解を深め、食育の定義をまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 7. | 生活習慣病の予防について | 低年齢化している生活習慣病の背景にある食生活について概説し、現状と課題をまとめるとともにその対応の在り方を話し合わせる。 | | 肥満の問題についての具体的対応を考察し、深める。 | 4時間 | | | | | | | 8. | 食物アレルギーについて | 食物アレルギーの原因と症状を概説し、また、食物アレルギーの現状と課題をまとめ、学校現場における対応を実践的に説明する。 | | 食物アレルギーに関する教師への支援を具体的にまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 9. | 児童生徒の栄養教育について | 三色食品群、6つの基礎食品の活用方法を理解させ、年齢別に理解できる教育内容について概説するとともに考察を深めさせる。 | | 上記内容を活かした栄養教育の方法についてまとめる。 | 4時間 | | | | | | | 10. | 児童生徒の安全に関わる問題とまとめ | 児童生徒をとりまく、危険と安全教育並びに危機管理と安全教育の進め方を概説する。また、講義11~15のまとめを行う。 | | 既習事項の復習から学習内容を深める。 | 4時間 | | | | | | | 11. | 学童期の精神保健 | 様々な精神発達理論を踏まえて、学童期の精神保健の特徴について学ばせ、その課題を考えさせる | | 既習の精神保健や教育心理などを復習しておく | 4時間 | | | | | | | 12. | 思春期の精神保健 | 様々な精神発達理論を踏まえて、思春期の精神保健の特徴について学ばせ、その課題を考えさせる | | 精神医学との関連について、さらに学習内容深める。 | 4時間 | | | | | | | 13. | 特別支援教育と発達障害 | 発達障害について学ばせ、特別支援教育について説明する。 | | 発達障害児童の支援について考えさせる | 4時間 | | | | | | | 14. | 性に関する教育の指導方法と課題① | 学校における性に関する教育の必要性を考えさせ、その方法と課題について理解させる。(性周期とホルモン・妊娠) | | 各自指導案を作成させる | 4時間 | | | | | | | 15. | 性に関する教育の指導方法と課題② | 学校における性に関する教育の必要性を考えさせ、その方法と課題について理解させる。(性感染症・避妊)講義6~10のまとめ | | 各自指導案を作成させる | 4時間 | | | | | | |
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成績評価方法(方針) | | 定期試験結果(70%)に、出席状況を含む授業態度や授業レポート(30%)を加味して評価する。なお、学則に従い各オムニバス教員の授業回数のうち2/3以上の出席の無い者は定期試験の受験資格が無い。かつ総授業回数のうち総欠席数が6回以上の者は評価対象外(放棄)とする。各オムニバス教員の成績を100点満点で採点し、各教員成績の合計を3で割り、四捨五入して評定する。 |
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成績評価方法(詳細) | | | | | | | | 到達目標\評価方法 | 認知的領域 | 情意的領域 | 技能表現的領域 | 評価割合(%) | | | | | | 定期試験 | ◎ | | | 70% | | | | | | 授業内レポート | 〇 | ◎ | | 授業態度に含む | | | | | | 授業外レポート | | | | | | | | | | 演習・実技 | | | | 評価対象外 | | | | | | 授業態度 | | ◎ | | 30% | | | | | | 出席 | 欠格条件 | | | | | |
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レポートの実施・返却(方針) | | |
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履修上の注意(受講学生に望むこと) | | ・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。 | ①教師になろうという強い意欲のある学生の受講を基本とする②授業態度の悪い者は減点、また自己都合による20分以上の遅刻は欠席扱い③資格関連実習や各種公認大会、慶弔等の理由による欠席届は配慮される場合がある。自己都合の欠席や資格関連を伴わない授業演習等は届出を提出しても欠席扱い④授業は意欲や視力等を考慮した座席指定制とし初回授業時決定。初回授業欠席の場合は事前相談を必ず行う⑤授業は進み方で内容の前後や変更の可能性もあり得る |
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関連科目 | | |
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教科書 | | |
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参考書 | | | | | | | | № | 書名 | 著者 | 出版社 | 出版年 | | | | | | 01 | 小学校・中学校高等学校学習指導要領 | 文部科学省 | | | | | | | |
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オフィスアワー | | |
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GCR | | |
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その他 | | |
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備考 | | 感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、 大学の指示に従い受講して下さい。 |
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