科目ナンバリング		N-HGD221J-01

科目コード		522100

科目名		身体運動と発育・発達

科目名（英語）		Physical Activities and Development

学科		スポーツ栄養学科

学年		２年

学期		後期

授業形態		講義

必修・選択の別

単位数		2

担当教員		竹村　英和

開講の別		単独開講

実務経験の有無

子どもから高齢者を対象とした体力測定の企画・運営・実践に関する実務経験を有する。

授業の概要

身体運動は健康・体力に大きな影響を及ぼすが、その指導にあたっては個人の発育・発達特性を考慮する必要がある。本講義では、乳幼児期から壮年中高年期におけるからだの発育・発達と老化に関する特性について、身体運動との関連性を考慮しながら解説する。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■		■

体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

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健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku

スポーツ栄養学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ栄養学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo

スポーツ情報マスメディア学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ情報マスメディア学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media

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現代武道学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd

子ども運動教育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

子ども運動教育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm

アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート

	グループワーク

	プレゼンテーション

	実習

	フィールドワーク

授業の一般目標

乳幼児期から壮年中高年期に至るヒトの発育・発達と老化に関する生理学的特性や体力・運動能力特性に関する知識を身につける。また、これらの特性と身体運動との関連を考慮したライフスタイルのあり方について思考する能力を身につける。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	ヒトの一生における発育・発達と老化に関する特性および身体運動との関連性について十分に理解し、説明することができる。

■	情意的領域	発育・発達と老化に関する特性を考慮した運動指導の重要性について十分に認識することができる。

	技能表現的領域

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	ヒトの一生における発育・発達と老化に関する特性および身体運動との関連性についての基礎的事項を理解している。

■	情意的領域	発育・発達と老化に関する特性を考慮した運動指導の重要性について認識している。

	技能表現的領域

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

ヒトの一生における発育・発達と老化に関する特性および身体運動との関連性についての理解	ヒトの一生における発育・発達と老化に関する特性および身体運動との関連性について十分に理解し、詳細に説明することができる。	ヒトの一生における発育・発達と老化に関する特性および身体運動との関連性について十分に理解し、説明することができる。	ヒトの一生における発育・発達と老化に関する特性および身体運動との関連性について、ほぼ理解している。	ヒトの一生における発育・発達と老化に関する特性および身体運動との関連性について、最低限の理解をしている。	ヒトの一生における発育・発達と老化に関する特性および身体運動との関連性について理解していない。

発育・発達と老化に関する特性を考慮した運動指導の重要性についての認識	発育・発達と老化に関する特性を考慮した運動指導の重要性について、高いレベルで十分に認識している。	発育・発達と老化に関する特性を考慮した運動指導の重要性について、十分に認識している。	発育・発達と老化に関する特性を考慮した運動指導の重要性について認識している。	発育・発達と老化に関する特性を考慮した運動指導の重要性について、最低限の認識をしている。	発育・発達と老化に関する特性を考慮した運動指導の重要性について認識していない。

授業計画（全体）

授業はパワーポイントを用いた講義となり、使用するスライドは資料として配布する。授業前半は主に発育・発達に関する内容を、後半では老化に関する内容をとりあげる。また、実務経験を活かし、発育・発達の個人差をふまえた体力評価の実例を提示するとともに、ディスカッションを取り入れながら望ましい運動のあり方について考察する。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション	発育・発達特性をふまえた身体運動のあり方を学ぶ必要性、授業の目標と進め方、成績評価方法について説明する		シラバスを熟読し、関連する参考書を概観する	４時間

2.	発育・発達の概観	ライフステージや発育・発達の一般的原則、器官別の発育について説明する		スキャモンの発育曲線について調べる	４時間

3.	形態・体格指数と生理的年齢	発育を評価するための形態指数、体格指数、生理的年齢について説明する		生理的年齢の指標と、その内容について調べる	４時間

4.	乳幼児期の発育・発達特性	乳幼児期の形態や生理的機能の変化について説明する		乳幼児期の発育・発達特性について調べる	４時間

5.	乳幼児期の発育・発達特性と身体運動	乳幼児期の形態や生理的機能の変化と身体運動との関わりについて説明する		幼児期運動指針について調べる	４時間

6.	青少年期の発育・発達特性	青少年期の形態や生理的機能の変化について説明する		ゴールデンエイジおよびPHV年齢について調べる	４時間

7.	青少年期の発育・発達特性と身体運動	青少年期の形態や生理的機能の変化と身体運動との関わりについて説明する		PHV年齢と体力・運動能力の関わりについて調べる	４時間

8.	発育・発達とトレーニング	筋系・神経系・呼吸循環系などの発育・発達を考慮したトレーニングのあり方について説明する		発育・発達期におけるトレーニングのあり方について調べる	４時間

9.	現代社会における青少年期の体力特性と身体運動	現代社会における青少年期の体力について、特に子どもの体力の現状と問題点を中心に説明する		国の統計資料から、子どもの体力の現状について調べる	４時間

10.	加齢に伴う形態および生理的機能の変化	青年期以降の加齢に伴う形態・生理的機能の変化について説明する		青年期以降の形態・身体諸機能の変化について調べる	４時間

11.	加齢に伴う体力・運動能力の変化	加齢に伴う身体活動量の減少と体力・運動能力の低下について説明する		体力・運動能力の低下について、体力要素別に調べる	４時間

12.	壮年期・中年期における機能変化と身体運動	壮年期・中年期における身体機能の変化と身体運動との関わりについて説明する		壮年期・中年期における身体機能の変化について調べる	４時間

13.	高齢期における機能変化と身体運動	高齢期における身体機能の変化と身体運動との関わりについて説明する		高齢期の身体的特徴と、望ましい運動のあり方について調べる	４時間

14.	形態および生理的機能と体力・運動能力の性差	形態や生理的機能、体力・運動能力に関する男女の違いについて、発育・発達の観点から説明する		体力・運動能力の性差について、年代別に調べる	４時間

15.	ライフステージに応じた身体運動	発育・発達と老化に関する身体諸機能の変化に応じた運動のあり方について説明する		生涯を通じた運動のあり方について調べる	４時間

成績評価方法（方針）

評価は、筆記試験に基づき行う（期末に実施、持ち込み不可）。なお、2/3以上の出席がない場合は評価対象外とし、授業態度に問題のある場合は減点する。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎	〇	―	100%

授業内レポート	―	―	―	評価対象外

授業外レポート	―	―	―	評価対象外

演習・実技	―	―	―	評価対象外

授業態度	―	―	―	減点あり

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

フィードバックとして、試験終了後に解答の解説を行う。また、授業内容に関する疑問点等については、随時、質問を受け付けたうえで解説・助言を行う。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・20分以上の遅刻は欠席とみなす。
・授業計画は、授業の進行状況により多少前後することがある。
・配布資料は書き込み式にしてあるが、指示された内容のみを書くのではなく、必要に応じてメモをとること。