科目ナンバリング		H-pht033J-01、N-pht033J-04、E-pht033J-02

科目コード		141060

科目名		ソフトボール

科目名（英語）		Soft Ball

学科		健康福祉学科、スポーツ栄養学科、子ども運動教育学科

学年		３年

学期		前期

授業形態		実技

必修・選択の別

単位数		1

担当教員		坪井　俊樹小野寺　和也森本　吉謙入澤　裕樹

開講の別		オムニバス開講

実務経験の有無

高校での教員としての実務経験を有する
高校部活動での外部指導者の実務経験を有する
プロ野球　社会人野球選手としての実務経験を有する

授業の概要

ソフトボールは、投・打・走・捕など、基本的運動の多くが含まれるベースボール型のスポーツ種目である。本授業では、ベースボール型種目指導の実務経験のある教員が基本的な技術や戦術を概説し、また、それらを習得するための各種の練習方法を紹介する。加えて、ゲームを通じて、実際のゲーム場面で起こる種々のプレイを実践展開する。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■		■		■

体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku

健康福祉学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku

スポーツ栄養学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ栄養学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo

スポーツ情報マスメディア学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ情報マスメディア学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media

現代武道学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

現代武道学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd

子ども運動教育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

子ども運動教育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm

アクティブ・ラーニングについて

授業の一般目標

ソフトボールにおける技術や戦術の基本、およびそれらを習得する練習の具体的な方法論を学習して実践できるようになり、かつ集団競技の中で他所との関わりを積極的に持つことが出来るようになる。特にソフトボール特有の技術であるウインドミル投法に関しては、最終的に自身が出来るようになると同時に、適切な指導法を身に付ける。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	ソフトボールの基本的な技術や戦術およびそれらの練習方法を理解し、説明することができる

■	情意的領域	集団競技として積極的に他者との関わりを持てるようになる

■	技能表現的領域	理解したことを実践でき、投・打・捕の基本的な技術に加えて、ウインドミル投法が十分できるようになる

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	ソフトボールの基本的な技術や戦術およびそれらの練習方法を理解できる

■	情意的領域	集団競技として他者との関わりを持てるようになる

■	技能表現的領域	理解したことを実践でき、投・打・捕の基本的な技術に加えて、ウインドミル投法ができるようになる

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

基本的な技術や戦術およびそれらの練習方法への理解	ソフトボールの基本的な技術や戦術およびそれらの練習方法を十分に理解した上で、説明することができる	ソフトボールの基本的な技術や戦術およびそれらの練習方法を理解し、説明することができる	ソフトボールの基本的な技術や戦術およびそれらの練習方法をおおむね理解できる	ソフトボールの基本的な技術や戦術およびそれらの練習方法を理解できる	ソフトボールの基本的な技術や戦術およびそれらの練習方法を理解できない

学びに向かう力について・意欲・態度	集団競技として積極的に他者との関わりを持ち、かつ主体的に学ぶ姿勢がみられる	集団競技として積極的に他者との関わりを持てるようになる	集団競技として自ら他者との関わりを持てるようになる	集団競技として他者との関わりを持てるようになる	集団競技として他者との関わりを持たないような行動をとる

基本的な技術の実践について	理解したことを実践でき、投・打・捕の基本的な技術習得に加えて、他の模範となるウインドミル投法の技術を身に付けている	理解したことを実践でき、投・打・捕の基本的な技術習得に加えて、ウインドミル投法が十分にできるようになる	理解したことを実践でき、投・打・捕の基本的な技術習得に加えて、ウインドミル投法がおおむねできるようになる	理解したことを実践でき、投・打・捕の基本的な技術習得に加えて、ウインドミル投法ができるようになる	投・打・捕の基本的な技術を習得できず、ウインドミル投法もできない

授業計画（全体）

毎時間テーマに沿った各技術を学習した後、それらの技術を発揮しやすいケースで試合形式の実践を行う。先ずキャッチボール、投手のウインドミル投法、野手の守備といった個人の防御技術、および、基本的な打撃、バントやヒットエンドラン等の戦術的な打撃といった個人の攻撃技術を学習する。その後に、併殺プレイや内外野の連携プレイといった集団における防御技術の学習へと発展する。最終的にはチームに分かれてリーグ戦を行い、実際のゲームの中で勝敗を競い合う。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	講義およびガイダンス【坪井・小野寺】	担当教員の紹介、授業の進め方、シラバス説明、成績評価の方法		シラバスを事前に読むこと	１時間

2.	個人の防御技術①（キャッチボールの基本技術）【坪井・小野寺】	キャッチボールの基本を学び各種ドリルを実践する		ベースボール型種目の守備に関する教本を読むこと	１時間

3.	個人の防御技術②（ウインドミル投法その１）【坪井・小野寺】	ウインドミル投法習得のためのドリルを実践する（投球腕の動作習得を主に）		ソフトボールの投手の投法について調べておくこと	１時間

4.	個人の防御技術③（ウインドミル投法その２）【坪井・小野寺】	ウインドミル投法習得のためのドリルを実践する（下半身の投球動作習得を主に）		ソフトボールの投手の投法について調べておくこと	１時間

5.	個人の防御技術④（野手の基本技術）【坪井・小野寺】	ゴロやフライの捕球動作に関するドリルを実践する		ベースボール型種目の守備に関する教本を読むこと	１時間

6.	個人の攻撃技術①（打撃の基本技術その１）【坪井・小野寺】	打撃の基本技術を習得するための各種ドリルを実践する（上肢の動作習得に着目して）		ベースボール型種目の打撃に関する教本を読むこと	１時間

7.	個人の攻撃技術②（打撃の基本技術その２）【坪井・小野寺】	打撃の基本技術を習得するための各種ドリルを実践する（下肢の動作習得に着目して）		ベースボール型種目の打撃に関する教本を読むこと	１時間

8.	個人の攻撃技術③（戦術的な攻撃と走塁）【坪井・小野寺】	バント、ヒットエンドラン等の戦術的な打撃を習得するための各種ドリルを実践する		ベースボール型種目の打撃に関する教本を読むこと	１時間

9.	集団の防御技術①（送球および併殺プレイ）【森本・入澤】	主に内野における連携プレイを習得するための各種ドリルを実践する		ベースボール型種目の戦術に関する教本を読むこと	１時間

10.	集団の防御技術②（内外野の連携プレイ）【森本・入澤】	内外野の連携プレイを習得するための各種ドリルを実践する		ベースボール型種目の戦術に関する教本を読むこと	１時間

11.	審判法【森本・入澤】	試合における審判の判定方法およびジェスチャーを学ぶ（試しのゲームを行いながら）		ソフトボールのルールブックを事前に読むこと	１時間

12.	ゲーム①【森本・入澤】	各班に分かれてリーグ戦を行う		事前にゲームの構造や運営方法について調べておくこと	１時間

13.	ゲーム②【森本・入澤】	各班に分かれてリーグ戦を行う		事前にゲームの構造や運営方法について調べておくこと	１時間

14.	ゲーム③【森本・入澤】	各班に分かれてリーグ戦を行う		事前にゲームの構造や運営方法について調べておくこと	１時間

15.	ゲーム④【森本・入澤】	各班に分かれてリーグ戦を行う		事前にゲームの構造や運営方法について調べておくこと	１時間

成績評価方法（方針）

授業内にて実技試験を実施する
授業外時間を用いて技能に関するレポートを課し評価する
授業中における態度は試験結果からの減点対象となる
出席は欠格条件とする

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験		―	―	評価対象外

授業内レポート	―	―	―	評価対象外

授業外レポート	〇			30%

演習・実技	◎	〇	◎	70%

授業態度		〇		減点対象

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

実技試験を実施し、授業内で口頭にて技能の振り返りを行う。
レポート課題についてはコメントを付して返却する。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

バットやグローブ等の用具の準備、後片付けを全員で協力して行うこと。また、遅刻者については、ウォーミングアップが不十分となるので、障害防止の観点から授業参加を認めない場合もある。20分以上の遅刻は欠席とみなす。2/3以上の出席が無い学生は、試験を受けることが出来ない（欠格条件）。授業計画は授業の進み方により前後する場合がある。