科目ナンバリングN-ESN213J-01
科目コード122020
科目名スポーツ栄養学
科目名(英語)Sport Nutrition
学科スポーツ栄養学科
学年2年
学期前期
授業形態講義
必修・選択の別
単位数2
担当教員岩田  純
開講の別単独開講


実務経験の有無
授業の概要
競技力向上や健康増進のための運動(トレーニング)、栄養や休養のとり方について講義を行う。この科目では理論を扱い、実際の現場で対象者への栄養教育、食事の提供、栄養状態の把握などを行うためのスキルは栄養指導・調理・給食などの関連科目やスポーツ栄養学演習で実施する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=59&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=84&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=190&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=671&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=244&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=209&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
運動をする人の健康維持やスポーツ選手の競技力向上のための栄養摂取について理解できる。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域エネルギー及び各栄養素と運動の関係やスポーツ活動時の様々な場面における食事のとり方を説明できる。
情意的領域
技能表現的領域24時間の生活活動を記録し、Metsを用いて1日のエネルギー消費量を算出できる。様々な人の体組成データを使って、推定エネルギー必要量を算出できる。自分自身の1日の食事を記録し、食事バランスガイドを用いて評価できる。
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域エネルギー及び各栄養素と運動の関係やスポーツ活動時の様々な場面における食事のとり方をほぼ理解している。
情意的領域
技能表現的領域Metsを用いてエネルギー消費量を算出できる。推定エネルギー必要量を算出できる。食事バランスガイドを用いて各料理区分の摂取量を算出することができる。
ルーブリック
評価項目評価基準
十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている十分に達成している
【履修目標】
おおむね達成している最低限達成している
【到達目標】
達成していない
不可・放棄
エネルギー及び各栄養素と運動の関係やスポーツ活動時の食事のとり方エネルギー及び各栄養素と運動の関係やスポーツ活動時の様々な場面における食事のとり方を具体的な事例を挙げて説明できる。エネルギー及び各栄養素と運動の関係やスポーツ活動時の様々な場面における食事のとり方を説明できる。エネルギー及び各栄養素と運動の関係やスポーツ活動時の様々な場面における食事のとり方を理解している。エネルギー及び各栄養素と運動の関係やスポーツ活動時の様々な場面における食事のとり方をほぼ理解している。エネルギー及び各栄養素と運動の関係やスポーツ活動時の様々な場面における食事のとり方を理解していない。
Metsを用いたエネルギー消費量の算出様々な競技種目や運動の種類によるMetsを適切に使い分けて24時間の生活活動を記録し、1日のエネルギー消費量を算出できる。24時間の生活活動を記録し、Metsを用いて1日のエネルギー消費量を算出できる。24時間の生活活動を記録し、Metsを用いた1日のエネルギー消費量を算出できる。Metsを用いてエネルギー消費量を算出できる。Metsを用いてエネルギー消費量を算出できない。
推定エネルギー必要量の算出様々な人の体組成データから、推定エネルギー必要量を算出し、個々の食事摂取量の評価に活用できる。様々な人の体組成データを使って、推定エネルギー必要量を算出できる。自分自身の体組成データを使い、推定エネルギー必要量を算出できる。提示されたデータを使って推定エネルギー必要量を算出できる。推定エネルギー必要量を算出できない。
食事バランスガイドを用いた食事の評価自分自身の1日の食事を記録し、食事バランスガイドを用いて評価し、改善策を提案できる。自分自身の1日の食事を記録し、食事バランスガイドを用いて評価できる。食事バランスガイドを用いて1日の食事を評価できる。食事バランスガイドを用いて各料理区分の摂取量を算出することができる。食事バランスガイドを用いて各料理区分の摂取量を算出することができない。
授業計画(全体)
教科書および配布資料を使い授業を進める。3~4つの単元ごとに小テストを実施する。また、いくつかの単元においては各自のデータを使って取り組む課題を与える。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.オリエンテーション
トレーニングと栄養・休養の関係
担当教員の紹介、授業内容と進め方、成績評価の方法、トレーニングと栄養・休養の関係を説明する。シラバスを熟読しておくこと4時間
2.運動時のエネルギー源(糖質・脂質)運動時にエネルギー源となる糖質と脂質の役割について説明する。テキストの栄養素(糖質・脂質)の章を読んでおくこと4時間
3.からだづくり(たんぱく質)たんぱく質の構造、体内での役割・代謝、必要量などについて説明する。テキストの栄養素(たんぱく質)の章を読んでおくこと4時間
4.運動とビタミン・ミネラルの摂取(貧血・喫煙)ビタミン・ミネラルの主な働きや体の機能維持にどのような関わりがあるのかを説明する。テキストの栄養素(ビタミン・ミネラル)の章を読んでおくこと4時間
5.スポーツ栄養マネジメント、身体組成の測定スポーツ栄養マネジメントの流れおよびスポーツ選手の身体組成の評価方法について説明する。配布資料の「スポーツ栄養マネジメントの流れ」を読んでおくこと4時間
6.エネルギー消費量1日のエネルギー消費量の構成要素とそれらに与える影響のある因子、エネルギー消費量の測定方法を説明する。1日の生活活動時間調査からMetを用いたエネルギー消費量を算出すること4時間
7.推定エネルギー必要量の算出
食事調査
推定式を用いたエネルギー必要量の算出方法と食事調査の方法について説明する。自分自身の体格データより推定エネルギー必要量を算出すること4時間
8.食事バランスガイドの活用食事バランスガイドを用いた食事の診断方法を説明し、あらかじめとっておいた自身の食事調査結果を診断する。1日分の食事調査をしておくこと。授業後に食事調査結果を評価すること。4時間
9.スポーツ栄養学の知識を活用したセルフアセスメントこれまでの授業で学習した知識を活かして、自分自身のデータを使ってアセスメントを行う方法について説明する。指示されたデータをとり、その結果を評価して問題点や改善点を抽出すること。4時間
10.トレーニング期の食事トレーニング期の疲労回復のための食事について説明する。テキストの トレーニング期の章を読んでおくこと4時間
11.体重調整と食事減量や増量を行う際の食事のとり方や注意事項などについて説明する。テキストの体づくりの章を読んでおくこと4時間
12.試合期の食事試合1週間前から前日、当日などの食事のとり方や注意事項などについて説明する。テキストの試合期の食事の章を読んでおくこと4時間
13.運動時の体温調節と水分補給運動時の体温調節の仕組みや水分補給について説明する。配布資料の「運動時の水分補給」を読んでおくこと4時間
14.まとめこれまでの授業内容についてのまとめを行う。また、理解度を確認するための小テストを実施する。小テストでわからなかったところを復習しておくこと4時間
15.スポーツ栄養学の実践競技力向上や健康増進のための運動場面において、1~13回目までの各単元で学習した知識を使った具体的な実践方法について考える。具体的な実践方法をまとめること4時間
成績評価方法(方針)
授業内で扱った知識の理解度は小テストおよび筆記試験で評価する。それらの知識を活用したセルフアセスメントの能力は課題により評価する。
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験50%
授業内レポート20%
授業外レポート30%
演習・実技評価対象外
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
課題はGoogleクラスルームを用いて配信および添削後の返却を行う。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
2/3以上の出席がない学生は、単位を修得することができない。
関連科目
栄養学、運動生理学、スポーツ栄養学演習
教科書
書名著者出版社出版年
01スポーツの栄養学岩田純アイ・ケイ・コーポレーション2022
参考書
書名著者出版社出版年
01なし
オフィスアワー
前期:水4時限
後期:月4時限
GCR
pzwuayg
その他
岩田研究室:D棟2階
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。