科目ナンバリング		S-TRM335J-01

科目コード		142010

科目名		（自由科目）ｱｽﾚﾃｨｯｸﾘﾊﾋﾞﾘﾃｰｼｮﾝ実習

科目名（英語）		Athletic Rehabilitation Practicum

学科		スポーツ栄養学科

学年		３年

学期		前期

授業形態

必修・選択の別

単位数		1

担当教員		小田　桂吾高橋　陽介山口　貴久

開講の別		同時開講

実務経験の有無

現場での実務経験を有する

授業の概要

アスレティックトレーナーには基本的なリハビリテーションの知識とともに、対象者がスポーツという高いレベルでの身体活動を行えるようにするための知識が要求される。アスレティックリハビリテーションの指導に際し必要とされる全ての知識と技術の基礎を教員の実技経験を生かしながら，実技を交え解説していく。

DPとの関連性


Ⅰ	Ⅱ	Ⅲ	Ⅳ	Ⅴ

■		■

体育学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

体育学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=951&name=taiiku

健康福祉学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

健康福祉学科

https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=365&name=kenhuku

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スポーツ栄養学科

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スポーツ情報マスメディア学科のＤＰは下記のリンクを参照してください。

スポーツ情報マスメディア学科

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現代武道学科

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子ども運動教育学科

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アクティブ・ラーニングについて


	課題解決型学習（ＰＢＬ）

	反転学習

	ディスカッション	■

	ディベート	■

	グループワーク	■

	プレゼンテーション

	実習	■

	フィールドワーク

授業の一般目標

アスレティックトレーナーによる実務経験を生かし、その観点からアスレティックリハビリテーション実施時に必要とされる知識と技術の習得。また、それらを選手や対象者に指導できるようにする。

授業の履修目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	アスレティックリハビリテーションに必要とされる基礎的知識を習得する

■	情意的領域	アスレティックリハビリテーション指導時に選手、対象者と基礎的コミュニケーションがとれる

■	技能表現的領域	基礎的な各手法を使い分けることができる

授業の到達目標


対象	領域	内容

■	認知的領域	アスレティックリハビリテーションに必要とされる知識を習得する

■	情意的領域	アスレティックリハビリテーション指導時に選手、対象者、他領域の専門家とコミュニケーションがとれる

■	技能表現的領域	各手法を状況に応じて使い分けることができる

ルーブリック


評価項目	評価基準

	十分に達成し、極めて優秀な成績を修めている	十分に達成している【履修目標】	おおむね達成している	最低限達成している【到達目標】	達成していない

	秀	優	良	可	不可・放棄

アスレティックリハビリテーションに必要とされる知識を習得度合	競技復帰までのトレーニングプログラムを選手の変化に合わせて作成することが出来る。	競技復帰までのトレーニングプログラムを作成することが出来る。	競技復帰までのトレーニングプログラムを概ね作成することが出来る。	競技復帰までのトレーニングプログラムの一部を作成することが出来る。	対象者のトレーニングプログラムを作成することが出来ない。

アスレティックリハビリテーション指導時に必要な選手、対象者、他領域の専門家とコミュニケーションスキル	専門的知識や技術を対象者が理解できる言葉で説明し、指導することが出来る。	専門的知識や技術を用いて対象者に指導することが出来る。	専門的知識や技術を用いて対象者に概ね指導することが出来る。	専門的な知識や技術を用いた最低限の指導が出来る。	専門的な知識や技術を用いた指導が出来ない。

状況に応じた評価およびアスレティックリハビリテーションの指導の可否	その場に応じた、対象者の問題点を改善するためのトレーニング指導が出来る。	対象者の問題点を改善するためのトレーニングの指導が出来る	対象者の問題点を改善するためのトレーニングの補助が出来る。	対象者を評価したうえで、最低限の問題点を抽出することが出来る	対象者の問題点を抽出することが出来ない

授業計画（全体）

授業テーマに合わせた資料とデモンストレーションを中心に実習を行う。テーマごとに授業内、授業外レポートを提出させることで理解度、到達度の確認を行う。

授業計画（各回のテーマ等）


No	テーマ	内容	オンライン授業	授業外学修	時間数

1.	オリエンテーション	担当教員紹介、授業概要の説明、授業目標の説明、授業計画の説明、成績評価方法の説明、履修上の注意の説		シラバスを熟読する	１時間

2.	アスレティックリハビリテーション概論	アスレティックリハビリテーションの基礎知識を学ぶ		配布資料を参照に復習する	１時間

3.	足関節捻挫に対するアスレティックリハビリテーション	足関節捻挫に対する評価、アスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書179～187ページを参照に復習する	１時間

4.	膝関節内側側副靱帯損傷に対するアスレティックリハビリテーション	膝関節内側靱帯損傷（保存療法）に対する評価、アスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書188～199ページを参照に復習する。	１時間

5.	膝関節前十字靭帯損傷に対するアスレティックリハビリテーション	膝関節前十字靱帯損傷（再建術後）に対する評価、アスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書200～211ページを参照に復習する。	１時間

6.	大腿部肉ばなれに対するアスレティックリハビリテーション	大腿部肉ばなれに対する評価、アスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書212～219ページを参照に復習する。	１時間

7.	下肢オーバーユース症候群に対するアスレティックリハビリテーション	下肢オーバーユース症候群に対する評価、アスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書220～254ページを参照に復習する	１時間

8.	実技テスト①	授業理解度の確認のため下肢の実技試験を行なう		テストに備え全範囲を復習する	１時間

9.	腰部疾患に対するアスレティックリハビリテーション	腰部疾患に対する評価、アスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書117～132ページを参照に復習する	１時間

10.	肩関節脱臼に対するアスレティックリハビリテーション	肩関節脱臼に対する評価、アスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書133～153ページを参照に復習する	１時間

11.	投球障害に対するアスレティックリハビリテーション	投球障害肩、肘に対する評価、アスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書１44～１53ページを参照に復習する	１時間

12.	外傷性肘関節疾患に対するアスレティックリハビリテーション	肘関節損傷に対する評価、アスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書154～171ページを参照に復習する	１時間

13.	頚部、上肢のスポーツ障害に対するアスレティックリハビリテーション	頚部、手関節捻挫等に対するアスレティックリハビリテーションの流れを理解する		教科書103～115、172～178ページを参照に復習する	１時間

14.	頭部外傷、脳震盪に対するアスレティックリハビリテーション	頭部外傷受傷後のアスレティックリハビリテーションの流れを理解する		配布資料を参照に復習する	１時間

15.	実技テスト②	授業理解度の確認のため体幹・上肢の実技試験を行なう		テストに備え全範囲を復習する	１時間

成績評価方法（方針）

評価は実技試験（評価割合80%）、演習・実技（評価割合10%）、授業外レポート（評価割合10％）、授業態度（評価割合減点あり）に
基づき行う。出席は評価割合に加えず欠格条件とする。実技試験については授業内で解説しながらフィードバックする。

成績評価方法（詳細）


到達目標＼評価方法	認知的領域	情意的領域	技能表現的領域	評価割合（％）

定期試験	◎	◎	◎	80％

授業内レポート

授業外レポート	〇			10％

演習・実技			〇	10％

授業態度				減点あり

出席	欠格条件

レポートの実施・返却（方針）

・予習課題としてレポート課題を実施する。レポートの添削フィードバックは希望者には実施する。実技試験については、個別にフィードバックする。

履修上の注意（受講学生に望むこと）

・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。

・2/3以上の出席がない学生は評価対象外とする（欠格条件）
・授業態度が悪い学生は成績評価から減点する。指導後も改善が見られない場合は退出させ、それ
以降、講義の出席を認めない
・20分以上の遅刻は欠席とみなす
・授業計画は授業の進行状況により前後することがある
・授業には運動のできる服装で臨むこと