科目ナンバリングN-SOW311J-01
科目コード122110
科目名社会福祉概論Ⅰ
科目名(英語)The General Theory of Social Welfare Ⅰ
学科スポーツ栄養学科
学年1年
学期前期
授業形態
必修・選択の別
単位数2
担当教員関矢 貴秋
開講の別単独開講


実務経験の有無
特別支援学校教諭
授業の概要
相談援助と介護実践の基礎となる「社会福祉」の知識と考え方について体系的に講義する。先ず、社会福祉の基礎を学ばせ、その思想や理論そして「社会福祉法」等を土台に据えた法制度の全体像を理解させる。次に、法制度の中でも実務上において特に重要な介護保険制度とその背景及び目的および昨今の動向について解説する。
DPとの関連性
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体育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
体育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=787&name=taiiku
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健康福祉学科のDPは下記のリンクを参照してください。
健康福祉学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=201&name=kenhuku
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スポーツ栄養学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ栄養学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=332&name=eiyo
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スポーツ情報マスメディア学科のDPは下記のリンクを参照してください。
スポーツ情報マスメディア学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=347&name=media
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現代武道学科のDPは下記のリンクを参照してください。
現代武道学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=362&name=gbd
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子ども運動教育学科のDPは下記のリンクを参照してください。
子ども運動教育学科https://www.sendaidaigaku.jp/gakubu.html?post=327&name=kdm
アクティブ・ラーニングについて
課題解決型学習(PBL)
反転学習
ディスカッション
ディベート
グループワーク
プレゼンテーション
実習
フィールドワーク
授業の一般目標
①社会福祉の原理をめぐる思想・哲学を理解する。②社会福祉の歴史的展開と社会福祉の特性を理解する。③社会問題と社会構造の関係の視点から、現代の社会問題について理解する。④福祉政策を捉える基本的な概念や理念を理解する。⑤福祉政策の関連施策や包括的支援について理解する。⑥福祉サービスの供給と利用の過程について理解する。⑦国際比較の視点から、日本の福祉政策の特性について理解する。
授業の履修目標
対象領域内容
認知的領域社会福祉の基礎的な概念、制度、方法について理解する
情意的領域ボランティア活動など社会福祉の活動に対し、主体的な取り組みを理解する。
技能表現的領域
授業の到達目標
対象領域内容
認知的領域社会福祉の基礎的な概念、制度、方法について説明できる。
情意的領域ボランティア活動など社会福祉の活動に対し、主体的な取り組みを行えるようになる。
技能表現的領域
ルーブリック
授業計画(全体)
・テキストと用意した資料を用いて講義を行う。(国家試験の受験者はテキストを必ず購入し、受験しない学生の購入については各人の判断に委ねる。)  
・授業は最初から終わりまで視聴覚教材を用いて行い、「用意した資料(配布資料)=視聴覚教材というかたちで講義を進め、授業効率を高める。
授業計画(各回のテーマ等)
Noテーマ内容オンライン授業授業外学修時間数
1.社会福祉学への招待導入と動機付け。初回のため、特になし。4時間
2.社会福祉とは何か具体的な事例による社会福祉とその仕事に関する理解。高校までに見聞きした「社会福祉」について、自分なりのイメージをまとめる。4時間
3.社会福祉の基礎概念とフレームワーク社会福祉を学ぶための基本フレームと学問研究のプロセス、及び関連分野への応用について学ぶ前回講義の復習を行い、社会福祉について「自分なりの定義」を行う。4時間
4.社会福祉制度論:総論(1)社会福祉法と「地域福祉の時代」について説明する。前回講義で示した「社会福祉の全体像について描いた図」を、描ける準備。4時間
5.社会福祉方法論:総論(1)社会福祉法制度の概要と全体像について説明する。地域福祉の概念について整理しておくこと。4時間
6.社会福祉方法論:総論(1)ソーシャルワークの生成と発展について論じる。福祉三法、福祉六法の名称と簡単な説明を言えるようにする。4時間
7.社会福祉方法論:総論(2)  ソーシャルワークの理論と展開について論じる。M.リッチモンドについて図書館等で調べておくこと。4時間
8.介護保険制度の背景および目的「社会的介護」の歴史的変遷と介護保険の成立過程について説明する。F.バイステックについて図書館等で調べておくこと。4時間
9.介護保険制度の動向介護保険法の成立から今日に至る経緯を説明し、その問題点と課題を論じる。 介護や介護保険について見聞きしたことを自分なりにまとめる。4時間
10.福祉政策の基本的な視点「福祉政策」の基本について解説する。身近で見聞きした福祉政策について整理し考えてみる。4時間
11.福祉政策におけるニーズと資源についての理解前回の講義に引き続いて、「福祉政策におけるニーズ」について解説する。実習等を通じて、身近で見聞きした福祉政策のニーズを整理する。 4時間
12.福祉政策の構成要素と過程国、都道府県、市町村および民間の社会福祉事業、NPOなどの福祉政策の構成要素と過程について説明する。前回講義の内容を、自分の言葉で説明できるようにしておく。4時間
13.福祉政策の動向と課題福祉政策の動向と課題について説明する。福祉政策の動向と課題についてまとめる。          4時間
14.福祉政策と関連施策福祉政策と関連施策・制度の詳細を説明する。福祉政策と関連施策・制度の詳細を調べておくこと。4時間
15.社会福祉、老人福祉における介護保険制度とその歴史的な位置づけ/結び介護保険制度が今日の社会福祉や老人福祉の中へどのように位置づけられるかについて論じるとともに、半期間の総括を行う。障害者自立支援制度の問題点についてまとめる。 4時間
成績評価方法(方針)
・期末に行う筆記試験と出席日数、及び発言や質問の回数に基づき評価する。(60点以上の者に単位を認定する。) 
・各々の評価割合は、次の通り。 : 筆記試験の成績(55%)、発言や質問の回数(45%)  
・提出したレポートは相互理解を深めるためのディスカッションを行いながら返却する。   
成績評価方法(詳細)
到達目標\評価方法認知的領域情意的領域技能表現的領域評価割合(%)
定期試験55%
授業内レポート評価対象外
授業外レポート評価対象外
演習・実技45%
授業態度評価対象外
出席欠格条件
レポートの実施・返却(方針)
毎回の講義のコメント・レポートを振り返り学びを深める。
履修上の注意(受講学生に望むこと)
・大学設置基準で求められている時間の授業時間外学修を行うこと。
・日常の生活や身近な話題あるいは時事問題と関連づけながら学ぶこと。
・20分以上の遅刻は、欠席とする。
・2/3以上の出席がない学生は、単位を修得することができない。 
・「授業計画」における毎回のテーマや内容は講義の進展に応じ多少前後。
関連科目
教科書
書名著者出版社出版年
01社会福祉の原理と政策日本ソーシャルワーク教育学校連盟中央法規2022
参考書
書名著者出版社出版年
01なし
オフィスアワー
関矢研究室 水曜 12:30~13:30
GCR
rhu63cv
その他
オンラインで実施する場合は、別途指示をします。
備考
感染症や災害の発生時の非常時には、授業形態をオンラインに変更する場合がありますので、
大学の指示に従い受講して下さい。