2022/08/25

岩澤、跳馬の王者へ/体操インカレ/団体、女子6位へ躍進 男子悔しい7位

仙台大学のインカレ出場メンバー。右上から時計回りに女子団体・個人、男子個人、女子個人、男子団体・個人

 
 体操の全日本学生選手権大会2022が8月19~22日、三重県の四日市総合体育館で行われ、本学は女子が1部団体総合で6位に躍進、一方、男子は同種目7位の成績でした。個人は男子種目別の跳馬で岩澤将英(体育3年)が見事頂点に立ちました。「跳馬のスペシャリスト」の誕生です。
 
 本学体操陣は全国の強豪校がひしめく1部団体で戦っています。今大会、女子チームのメンバーは躍動あふれる演技で気を吐き総合点237.658を獲得。前回8位という順位を一気に二つ押し上げました。ここ数年は低迷気味だっただけに、今後につながる奮闘です。
 これに対し男子はやや精彩を欠きました。3大会前3位、 前々回・前回とも5位という実績からすると今回の7位は決して満足ゆくものではありません。ただ、総合点392.725は5位大阪体育大学の得点と比べると差がわずか0.499。鈴木良太監督は「悔しい。どうしてこういう結果になったのか、課題を洗い出したい」と反省を踏まえ、「次回に向け部員一丸となって巻き返す」と語りました。
 
 跳馬を制した岩澤は得点15.066と、ただ一人15点台をマーク。「ロペス」と呼ばれる後方伸身2回宙返り3回ひねりの大技で着地もピタリと決めました。会心の演技について「めちゃめちゃ気持ちよかった。大会2週間前には左肩を痛めて思うような練習ができなかったが、最後の最後でチームのために何とか力になれた」と振り返りました。
 
 このほかの上位成績は次の通り。名前の後の数字は演技得点。
【男子】
▷個人総合 ⑧吉田求(体育1年)81.366▷種目別あん馬 ⑥吉田13.900⑦佐々木郁哉(体育2年)13.800▷跳馬 ③佐々木14.900▷鉄棒 ⑧吉田13.633
 
<体操競技部>
 



 
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