【学生のみなさんへ】授業の実施にあたり

学生の皆さんへ

 

令和2年4月26日  仙台大学学長 遠藤 保雄

 

 学生の皆さん、皆さんの新型コロナウィルスへの感染の防止を第一に考えつつ、5月11日から、当面、6月末まで遠隔授業を実施することとなりました。この遠隔授業の実施について、以下の点につき学生の皆さんのご理解を頂きたいと思います。

 

1.授業開始に当たり、新型コロナウィルス感染回避と健康確保が最重要課題であることについて

 4月7日に国の緊急事態宣言が出されたこともあり、延期していた4月20日の入学式はYouTube配信で、オリエンテーションは同日からオンラインで行いましたが、これは、皆さんの新型コロナ感染を回避し、健康を確保するためであります。

 また、皆さんの部活動についても、集団行動という「3つの密」を避けることが難しいことから、苦渋の判断でしたが、同様に、中止を決断しました。

これらは、皆さんのご協力を得て、一刻も早く、正常な大学生生活を取り戻すための措置であることをご理解頂きたいと思います。

 なお、部活動の再開時期については、一般動向を確認しながら、体育スポーツ・健康科学を専攻領域とする大学としての理論的根拠などを整理し、決定し次第、お知らせします。

 

2.遠隔授業は文部科学省で認められた講義方式であることについ

 遠隔授業は、文部科学省が授業方法その他、大学の運営方法について定めている「大学設置基準」、および具体的方法を示す告示(平成13年告示51号)に基づき、実施が認められた講義方式です。

 その方式としては、「同時双方向型」(教員と学生とのヤリトリを授業内で同時に行える)および「オンデマンド型」(教員から動画等で一方通行の授業を行う)の2つの方式が認められています。いずれも決められた時間帯に実施することを基本としますが、今回の新型コロナウィルス発生に伴い、更に、さまざまな弾力的運用が認められています。

 本学では、両方の方式を併用することとし、「同時双方向型」では、Googleの[Classroom]や[Meet]等のソフトの利用を予定しておりますので、皆さんも、これらに馴染んで頂くようお願いします。

 

3.4月から全学挙げての一体的な各種準備作業に着手していることについて

 本学では、5月からの遠隔授業開始に向けて各種の準備作業に、次のとおり、既に4月当初から全学挙げて教職員が一体となり従事してきました。

〇4月20日以降、オンライン方式によりオリエンテーションを開始

 講義、実習、演習等の受講に関し、さまざまな疑問や相談に応じ、受講準備のお手伝いをオンラインで行っております。

〇現在、科目履修の登録手続を進行中

 同じく、登録手続のお手伝いを行っております。

 皆さんにとっても、本学にとっても、未経験の取組みであり、色々と混乱も生じることが予想されますが、ともに創意工夫で克服していきたいと考えておりますので、積極的なご協力をお願いします。

 

4.遠隔授業実施に伴う学生の受信環境の整備について

 遠隔授業の実施に当たっては、学生の皆さんの受信環境の整備が不可欠であります。

具体的には、

①学生の皆さんが自宅で授業を受講するために必要な端末であるPC、タブレット、あるいはスマートフォン

②データ通信用の端末機器(ポケットWi-Fi等)

③通信費用

が必要となります。

 大学では、皆さん全員が統一した好環境で遠隔授業を受講して頂けるように、通信費用を除き、大学負担でこれらの環境を整備することを検討しております。

 現在、通信会社の組合せセット方式を利用し、iPad,および情報量無制限の無線通信端末機器について、全学生が統一した環境での受講となるような機器選定を検討しております。

 これについては、決定し次第、あらためてお知らせします。

 

5.(参考) 授業料及び施設整備費について

 大学の授業料は、基本的には、4年間通算で124単位以上という卒業要件を満たすための就学に向けて提供する教育内容に係る費用等を賄うために、各年度、徴収しているものです。

 また、施設整備費は、大学の施設や設備を整備、維持するために必要な費用であり、具体的には、長期的な財源調達とその投下による校舎・体育館等の建物や運動場の整備のほか、図書、情報機器、研究設備、トレーニング器具などの設備設置、あるいは電気、水道等の用役設備の設置、そして、それらの維持管理・補修等の費用が含まれています。そのために、各年度、年間経費の一つとして徴収しているものです。